【Bonnie Butterfly/KinKi Kids】曲名に込められた意味とは？歌詞を徹底解釈！

前述の「BonnieとClyde」が登場する映画「俺たちに明日はない」。

英語での原題も、その名のとおり「Bonnie and Clyde」となっています。

作品は二人の出会いとその生涯を描いたもので、犯罪に手を染める若者を主人公にしたその内容は当時大きな波紋を呼びました。

特にそのラストシーンは、映画史に残る衝撃的なものとして今でも語り継がれています。

本作の基本コンセプトは、自ら人生に転落していってしまう若者達の未熟さ、弱い心などです。

純粋で軽率な言動が次第に大きな犯罪へとつながり、徐々にコントロールを失っていく。

残酷だと感じながらもどこかで主人公に想いを寄せてしまう、という練り込まれた構成は見ものです。

余談ですが、SMAPのシングル「俺たちに明日はある」は、本作のタイトルをパロディ化したものとなっています。

KinKi Kidsの「Bonnie Butterfly」について、歌詞を中心にご紹介しました。

想いを通じさせることができない男性の苛立ちと、男女を取り巻く風景を味わうことができます。

また、それまでにない大人びたR&Bの曲調からは、彼らの新たな一面を発見することができるはずです。

歌詞にある「BonnieとClyde」をきっかけとして、映画「俺たちに明日はない」もあわせて楽しんでみてください。

また、下記は本曲と同じアルバムに収録されたシングル「薄荷キャンディー」について書かれた記事です。

こちらもあわせてお楽しみください！