5位 STRONG
2011年9月21日にリリースされた1枚目のオリジナルアルバム『Rockin' the World』、その5曲目に収録されています。ジーンズメーカー『Hip-Zip』CMソングとしてタイアップされました。
このジーンズのうたい文句は『どこまでもSEXY(セクシー)& 果てしなくADULT(アダルト)なプレミアムジーンズ「Hip-Zip」』というかなり大人な感じ。
ジッパーがそっちについとるのかーい!と突っ込みたくなります。
このジーンズメーカーは愛知県名古屋市に本社があるんですね。つまりSPYAIRと愛知つながりというわけです。同郷のよしみって強いよねー。地元愛、大事よね。
歌詞をチェック
目覚めて それでも覚めない
夢が駆り立てる鼓動
プレッシャーを吸い込み 顔上げて
負けたくはない1ステージへ
ドシャブリの今日も 信じるんだMyself
同じチャンスは2度とない
ムチャぶりだろうと 「自分ならやれる」って
Ah 臆病を振りほどいて
この瞬間を勝ち取れ
大丈夫、まだまだ立てるさ
意地が駆り立てる鼓動
どれだけ カッコ悪くてもいい
たった、一度の1ステージへ
出典: STRONG/作詞:MOMIKEN 作曲:UZ
この曲、冒頭からまるで自分たちの境遇を歌っているかのようです。なんというか、メジャーデビューまでの5年間はやはり苦難の連続だったのかもしれません。
くりかえされる「ドシャブリの今日も 信じるんだMyself」には、自身に送るエールみたいなものを感じます。
4位 スクランブル
2017年10月11日にリリースされた5枚目のオリジナルアルバム『KINGDOM』の4曲目に収録されたこの楽曲、
PlayStation 4/PlayStation Vita用ゲーム「銀魂乱舞(ぎんたまらんぶ)」のテーマソングです。空知英秋の漫画『銀魂』を原作とするこのゲームは、2018年1月18日に発売されたばかりです。
歌詞をチェック
見上げた たたずむビルの向こう
あの空に 光が スっと差し込むように
彷徨い続けた日々を いつか
僕たちと呼べるように 生きるだけさ
見えない明日を 探していた
この街のどこかに きっと 在ると思った
人波、乱れた 交叉路から
街の声を かき消すように 叫んでたんだ
出典: スクランブル/作詞:MOMIKEN 作曲:UZ
この歌も、売れなかった頃の苦労がちらちらとかいま見える作品です。歌詞の中の「僕たち」はまさにSPYAIR自身なのではないかな?と。
「見えない明日を 探していた この街のどこかに きっと 在ると思った 人波、乱れた 交叉路から 街の声を かき消すように 叫んでたんだ」
このフレーズには、どんなに頑張ったバンド活動も報われず、なかなか芽を出せずにいた彼らの切ない思いが歌われているような気がするのです。
彼らが今やヒットメーカーだからこそ、この歌詞も生きてくるのですね。
3位 RAGE OF DUST
2016年11月9日にリリースされた19枚目のシングル。5枚目のオリジナルアルバム『KINGDOM』の2曲目に収録されています。
歌詞をチェック
勝ち取りたいものもない
無欲なバカにはなれない
それで君はいいんだよ
ヒリヒリと生き様を
その為に死ねるなにかを
この時代に叩きつけてやれ
無力なままでは終われない
だから君は行くんだよ
どうせならクズじゃなく
星屑のように誰かの
願い事も背負い生きてやれ
出典: RAGE OF DUST/作詞:MOMIKEN 作曲:UZ