いつまでも君を離さないよと 強く抱きしめたけど
そんなにしたら私苦しいよって 笑われたね
たまプラーザ行のバスに揺られ二人 何処へでも行ける気がしてた
時の流れを忘れてしまうほどに 見つめ合った
切なくて 切なくて
追憶の季節を 玩んでみても
燦々と降り注ぐ
淡い光が今 滲む涙で霞んでる
出典: 恋しくて/作詞:森山直太朗 御徒町凧 作曲:森山直太朗 御徒町凧
失恋に至るまでの楽しく明るかった日々が色褪せない。
だからこそ相手を失った喪失感は尋常ではないのでしょう。
太陽のひかりは万遍なく降り注ぐ
たまプラーザ行のバスに揺られ二人 何処へでも行ける気がしてた
出典: 恋しくて/作詞:森山直太朗 御徒町凧 作曲:森山直太朗 御徒町凧
何気ないふたりの幸福もいまはもう遠い過去のこと。
太陽のひかりは照らされるものが幸福か不幸かを算段することなく、いつの日も平等に降り注ぐ。
陽射しの中、涙で滲む視界に蘇る追憶。
失恋ってどうしても胸が痛みますね。
未来へつながる失恋ソング
恋しくて 恋しいほど
信じ合えたあの愛が 嘘じゃないって思える
いつの間にか 降り止んだ雪の空は 果てしなく広がっていた
振り返っちゃいけないんだね 君のいないこの道を
君のいないこの道を
出典: 恋しくて/作詞:森山直太朗 御徒町凧 作曲:森山直太朗 御徒町凧
7位は宇宙的規模で人間を問う歌
こころの隠れた部分にまで迫る
7位 「涙」 2009年10月21日 シングル発売 アルバム「あらゆるものの真ん中で」収録
涙を流すには様々な理由や事情があり、これまでのアーティストはその点にフォーカスを定めます。
森山直太朗・御徒町凧の「涙」は理由や事情を背景の奥の方に置くのです。
「涙」そのものの謎に迫ろうと意気込みます。
形あるものすべて 色褪せてゆくけれど
あなたの作る笑顔は 今日も新しい
命あるものすべて 滅びゆく運命だと
行方知れずの心 緩く手を握る
生まれて生きるそれだけなのに 季節は肌に柔らかい
こんなにも溢れる涙
涙は何処から来るのでしょう
宇宙の始まるその時に 何かがあったと感じてる
出典: 涙/作詞:森山直太朗 御徒町凧 作曲:森山直太朗 御徒町凧
「涙」の起源や水脈を遡る挑戦です。
「涙」の水脈を遡ると宇宙創生にまで行き着くと彼らは綴ります。
「涙」に理由や事情がないわけではありません。
しかしそれは汲み取れないほど深いところから湧きでるものだと彼らはいいます。
深層心理に潜む謎
どうしても溢れる涙
涙は何処から来るのでしょう
心の奥の暗闇に 何かがあると信じてる
出典: 涙/作詞:森山直太朗 御徒町凧 作曲:森山直太朗 御徒町凧