清水翔太「DREAM」
2014年1月発売のシングル
「DREAM」は、2014年1月にリリースされた清水翔太の16枚目のシングルです。
清水翔太の持ち味である甘いボイスや柔らかいメロディが魅力の、極上のラブソングに仕上がっています。
オリコンチャートでは28位を記録しています。また、日本だけでなくアジア市場全体で好調なセールスを記録もしています。
ドラマ「なぞの転校生」のエンディングテーマ
「DREAM」はテレビ東京で放送されたドラマ「なぞの転校生」のエンディングテーマに選ばれました。
「DREAM」のMVは?
「DREAM」はその曲だけでなく、ストーリーのあるMVにも要注目です。
それぞれの夢を持って日々を生きる人たちを描くシンプルなショートムービーのようなMVは、映像作品としても見どころがあります。
作中で描かれるのは派手でも華やかでも特別でもない、それぞれの道を生きる人たちの普通の日常です。
そんな普段の景色の中に大切な人がいる幸せ、その存在の心強さが表れています。
大切な誰かを想い、その人と生きていく日々を愛しく思う気持ちが溢れてくるようなMVです。
再生回数が1200万回を超え、高評価数が3万近くに上っている(2017年7月時点)のも、MVの評価の高さを物語っています。
多くの人がこのストーリーに元気づけられているのでしょう。
「DREAM」の歌詞を紐解く
君と出会う前のただ過ぎていった日々
1人ぼっち Lonely
あの頃の事思い出して
どうしようもないくらい
寂しくて 切なくて
あたりまえの日常が
ただ淡々と流れていった
Fly...Fly...どこか遠く
そんな事ばかり考えてた
出典: DREAM/作詞:清水翔太 作曲:清水翔太
歌詞は孤独に悩む心情の吐露から始まっています。
夢を追う人にとっては「日常」はただの通過点、途中経過の日々になってしまいがちです。
毎日を無意味に感じる孤独な日々に、ふと疲れを感じてしまうことも多いでしょう。
日々が味気なくて、つまらなくて、どうしようもなく寂しい。
そんな気持ちが綴られています。
歌詞には清水翔太の実体験も表れているのでしょうか。曲の主人公の切ない独白がリアルです。
大切な人と一緒に過ごす「今」を見つめる
そして 君と出会い
生まれたのは小さな願い
この人ともっと一緒にいたい
この人とずっと笑っていたい
“守りたい”そう思った
生まれて初めて強くなれた
Fly...Fly...どこか遠く
そんな事考えなくなった
出典: DREAM/作詞:清水翔太 作曲:清水翔太
大切な人ができると、一人で退屈な日常を過ごす生活・楽しみのない味気ない日々を送っている生活は一変します。
つまらなく感じていた日常が大切な人とのかけがえのない日々になり、次第にその「今」を見つめるように人は変わっていきます。
曲の主人公は大切な人がいることで、夢を追いながら遠くばかりを見つめる日々が変わり、誰かのために日々を生きるようになれます。