宇多田ヒカルとは?
宇多田ヒカルは1998年にデビューしたシンガーソングライターで、これまで素晴らしい曲の数々を送り出してきました。
「First Love」、「光」、「Be My Last」などの名曲をいくつも歌っており、聞いたことがある人も多いかもしれません。
今回はそんな宇多田ヒカルがリリースした「人魚」についてご紹介します!素晴らしい楽曲ですので気になった人は是非聴いてみてください。
「人魚」はアルバムFantômeに収録されて発売
「人魚」は2016年9月28日にリリースされたアルバム「Fantôme」に収録されて発売されました!
このアルバムは宇多田ヒカルが8年ぶりにリリースしたアルバムとして話題となったものです。「人魚」はアルバム「Fantôme」の5曲目に収録されています。
美しいハープの音色と力強いドラムが見事にマッチした素晴らしいメロディも魅力的ですので是非じっくり聴いてみてください。
そうすれば「人魚」の素晴らしい世界観を実感することができるでしょう!
「人魚」はこんなところにも使われていたぞ!
宇多田ヒカルの「人魚」はその美しさから「大エルミタージュ美術館展 オールドマスター 西洋絵画の巨匠たち」のテーマソングとしても使われています。
この美術館展は2017年3月18日から2017年6月18日まで開催されており、期間中はTVCMも放送されていたのでこちらで「人魚」を聴いた人も多いかもしれません。
「人魚」の歌詞の意味を見てみよう!
ここまでで「人魚」の概要について振り返ってみました。次は、どこか不思議な感じがする歌詞について見ていきましょう!
宇多田ヒカルが「達成感も強く、最も誇らしく思う曲」と言っているだけあってその歌詞の意味は深く、素晴らしいものになっています。
不思議とこの場所へ来ると あなたに会えそうな気がするの
不思議とこの場所へ来ると
あなたに会えそうな気がするの
出典: https://twitter.com/hikkiiiii0701/status/791504349499305984
普通にこの歌詞の意味を解釈すると「あなた」とは人魚のことのように思えますね。
しかし、この曲の人魚が何を指しているのかを考えるとまた違って聞こえることでしょう。
この曲について宇多田ヒカルは「花束を君に」のMVのワンシーンである「女性が海に飛び込むと人魚になる」シーンからヒントを得たと言っています。
また、それが「慰めてくれるよう」だとも言っていますので人魚が「宇多田ヒカル」自身を指していると感じられるのではないでしょうか?
この歌詞の「あなた」とはシンガーソングライターとしての「宇多田ヒカル」、「この場所に来た人」は1人の人間としての「宇多田ヒカル」と考えることができます。
このように聴いてみるとこの曲は本当に美しく、感動的なものに聞こえるのではないでしょうか?
水面に踊る光に誘われて
水面に踊る光に誘われて
ゆっくりと靴紐解くの
出典: https://twitter.com/hikkiiiii0701/status/791504349499305984
「水面に踊る光」とは何のことでしょうか?
人魚が誘われた光と考えると、これは理想の曲が作れなくて悩んでいた宇多田ヒカルが見た一筋の希望の光のことなのかもしれません。
理想の曲を作ることを目指しているけどどうすればいいのかわからない、そんな闇の中で見えた光です。
もうひと頑張りで理想の曲ができるのでしょう。こう考えてみると応援したくなるのではないでしょうか?