ボカロの泣ける曲の魅力とは...
j-popや邦楽ロックにも泣ける曲、感動する曲はたくさんありますよね。 もちろんボカロ曲におすすめしたい泣ける曲は多く存在します。 ボカロ曲の特徴と言えば、何といっても曲の”ストーリー性”だと思います。 j-popや邦楽ロックの曲は、ストレートな歌詞やメッセージに心を打たれることが多いように感じますが、 ボカロ曲を聴いたあとの感覚は、まるで一冊の小説を読み終えた感覚になることも少なくありません。 今回は、筆者が選ぶ”感動する”曲の中でもより、ストーリ―性の強い曲に注目してみました。
2人の少女の気持ちが揺れ動く『オレンジ』
ある少女が下した決断。それは...
まず最初に紹介したいのがこの曲です。ボカロを良く聞くという人にとっては有名な曲かもしれませんね。 この曲は、ある島にいる2人の仲の良い少女がいました。白い服の少女と黒い服の少女です。 白い少女と黒い少女は、何をするにも二人でお互いになくてはならない存在でした。 しかし、あるとき、白い少女が別の島に行くことになり、二人は一緒にいることができなくなってしまいます。そのとき、黒い少女はある行動に移します。その衝撃的な行動とは... 白い少女を殺すこと。 二人が満たされないならこの時を止めてしまおうと。最後まで二人でいようと。 これが黒い少女の独断だったのか、それとも二人で出した答えなのか、それはわかりません。 この解釈はあくまで筆者の解釈であり、この曲は本当に様々な解釈があります。 ぜひ、自分で聞いてみたうえで、自分なりの解釈を見つけることをおすすめします。 歌詞はこちら。
まず最初に紹介したいのがこの曲です。ボカロを良く聞くという人にとっては有名な曲かもしれませんね。
この曲は、ある島にいる2人の仲の良い少女がいました。白い服の少女と黒い服の少女です。
白い少女と黒い少女は、何をするにも二人でお互いになくてはならない存在でした。
しかし、あるとき、白い少女が別の島に行くことになり、二人は一緒にいることができなくなってしまいます。そのとき、黒い少女はある行動に移します。その衝撃的な行動とは...
白い少女を殺すこと。
二人が満たされないならこの時を止めてしまおうと。最後まで二人でいようと。
これが黒い少女の独断だったのか、それとも二人で出した答えなのか、それはわかりません。
この解釈はあくまで筆者の解釈であり、この曲は本当に様々な解釈があります。
ぜひ、自分で聞いてみたうえで、自分なりの解釈を見つけることをおすすめします。
歌詞はこちら。
出典:
覚えていますか、初めて会ったことも、
君の嘘も、甘えも、弱さも、流してゆくような
この朝焼(あさや)けで あの日のように君はまた 素敵に変わってゆく
出典: オレンジ/作詞:トーマ 作曲:トーマ
今、愛している人をもっと大切にしたくなる『しわ』
「どっちが果てるときは笑顔で」
ボカロの感動する曲の中でも、トップクラスに泣けるのがこの曲です。 ストーリーはとてもシンプルで、二人の男女が 付き合い、結婚し、幸せな最期を迎える...。 そんな心温まるお話ですが、 なんといっても歌詞とPVを合わせて聞いた時の攻撃力が尋常じゃないです。 しわの数が幸せの数という捉え方もとても素敵ですし、 二人の最期の笑顔は、何度見ても涙がこみあげてきます。 この二人のようになれたら幸せだろうな、 そんな風に心を洗ってくれるですね。 今大切な人がいる人は、特に聞いてみてください。 歌詞はこちら。
とうとう僕の最期の日に
隣でしわくちゃな君が
子供みたいに 涙を流していてもう
約束どおり笑顔作る
君は今までで一番綺麗だった
出典: しわ/作詞:buzzG 作曲:buzzG
本当に大切なことが何かを教えてくれる『クワガタにチョップしたらタイムスリップした』
未来の世界で出会ったのは...50年後の自分!?
クワガタと戯れていた一人の少女はいきなり未来への世界へ飛ばされてしまいます。
急なことに驚いた少女は、ひたすらクワガタにチョップし続けます。この時点でかなりのユーモアが感じられますよね。
それから自分がいた時代に帰る方法を探っていると、未来の自分、つまりこの世界の自分に会えば、帰る方法がわかるという情報を入手します。
しかし、未来の自分の情報を手に入れると、なんと今日が余命宣告をされた最期の日でした。
ここからがマンボウPの真骨頂です。
未来の年老いた自分は、過去の自分に大切な言葉を送ります。
ここの歌詞の意味を理解してこの曲を聞いた時、涙せずにはいられませんでした。
自分が今何をすべきか、しっかり今を生きるんだということを教えてくれる曲になっています。
歌詞はこちら。
「10年前滅びたクワガタだ!」
警官は驚愕を顔に浮かべる
私の話を信じた彼によると
ここは50年後の世界
出典: クワガタにチョップしたらタイムスリップした/作詞:家の裏でマンボウが死んでるP 作曲:家の裏でマンボウが死んでるP
「家の裏でマンボウが死んでるP」とは?
斬新で目を引くタイトルとコメディチックな歌詞、そして歌に必ずと言っていいほど感動的なオチがついてくる楽曲で、多くのボカロファンを魅了する「家の裏でマンボウが死んでるP」。
元々はタカハシヨウが個人のボカロPとしてニコニコに楽曲をアップしていましたが、
2012年のメジャーデビューに伴い、それまでイラスト担当であった実姉の竜宮ツカサが絵師として
メンバーに加わったため、現在は二人のユニット名が「家の裏でマンボウが死んでるP」(以下マンボウP)となっています。
筆者は2012年のニコニコ超会議初回開催の際、マンボウPのライブを聞き、そのあとで一緒に写真を撮っていただきましたが、とても気さくで素敵な方でした。
そんなマンボウPの楽曲のなかでも、ニコニコでのオリジナル曲の再生数が180万再生を超え、
一番の大ヒットとなった楽曲が「クワガタにチョップしたらタイムスリップした」なんです。