SOUL'd OUT【Love,Peace&Soul】歌詞を解説！何が強くさせた？絆パワーが導く未来

【Love,Peace&Soul】は4枚目のシングルとしてリリースされました。

収録曲は【Love,Peace&Soul】以外にも"P"などといった2曲があります。

ちなみにSOUL'd OUTは2003年に丁度メジャーデビューを果たしているヒップホップグループ。

つまりメジャーデビューしたその年に4枚ものシングルをリリースしているのです！

かなり勢いのある好調なすべりだしといえるでしょう。

3~4か月に1枚のスパンでシングルをリリースしたので、音楽シーンでも急激に知名度を上げました。

そしてこの【Love,Peace&Soul】は最高週間ランキング10位にもランクイン！

メジャーデビュー初年度のSOUL'd OUTが織りなす快進撃のトリを飾ったシングルともいえるのです。

【Love,Peace&Soul】はTVドラマとのタイアップも果たしています。

それは重松清原作のドラマ、「ライオン先生」。

俳優の竹中直人が古典の熱血教師として活躍するドラマです。

人間味あふれる絆や友情などを描いたこのドラマと同曲はピッタリ！

まさにテーマソングとしてふさわしいといえるでしょう。

同曲内でも若さを彷彿とさせるハツラツさや、熱い情熱を感じる歌詞が多々あります。

そしてこの「ライオン先生」もまた、情熱を持った熱い教師です。

生徒たちの個性も豊かで、古き良き生徒と教師の関係性がなんともいえません。

冒頭の歌詞から、「君」とされる友達の存在が描かれています。

どうやら2人は同じ地域で出会い、一緒に育ってきたようです。

いわば「幼馴染」といったところでしょうか。

どの季節も2人で無邪気に遊ぶ2人が想像できます。

ちなみに主人公の性別は不詳。

同曲を歌い上げる主人公と思われる人物の一人称は最後まで出てきません。

しかし曲調や話口調からして、青年ではないかと想像できます。

そして「君」の性別も最後まで不明です。

同曲は青年が友に対する気持ちをつづった歌と考えられるでしょう。

主人公は「君」に対して特別な想いを抱いているようです。

ただ理由もなく出会って、昔から時を共にした2人。

そしてこうして今も変わらず一緒にいる2人…。

これは果たして偶然なのでしょうか。

主人公は、このことを「必然だ」と考えているようです。

きっと何か理由があって今2人はこうして導かれているという考え方でしょう。

ちなみにこの英語詩は和訳すると「迷うことなく」という意味です。

つまり、2人の出会いは必然。

そしてお互いがいることによって、迷いなく今の人生を歩めているという意味にも取れます。

誰しもが、自分の人生において目標や夢を持って進んできます。

また、物語は全ての過程が意味を成します。

すでに構成されたオチに向かって物語は進んでいくのです。

つまり登場人物や、彼らの行動すべてがその物語を形作る必然。

このことをふまえて、主人公は「すべての人が主人公だ」と言っているのです。

実際の世界でもそれぞれの人が主人公として、人生という物語を進めています。

そしてすべての人が主人公でありながら、誰かの物語の登場人物でもあるのです。

主人公をはじめ色々な人生、そして物語があることを感じさせられますね。