CD不況と言われるほどCDが売れなくなってしまった現代社会。

データベースで音楽をダウンロードしたり、はたまた無料で動画まで見る事が出来たりしているのが現状です。

しかしミュージシャン達は、それでもCDを発売します。

それはなぜなのか。

こうした事にこれから毒を吐きますよ!ということを歌っている冒頭の歌詞です。

言わば、ディスりますよということですね(笑)

今や懐かしの・・・

CD不況なのに
コンポ無いって家が多すぎる(POISON!)

出典: CDが売れないこんな世の中じゃ/作詞:鬼龍院翔 作曲:鬼龍院翔

この歌詞を見て懐かしい!と思った方もいるのではないでしょうか。

”コンポ”を知っている人が現在どのくらいいるのか。

昔は、蓄音器やレコードプレイヤーが流行ったようにCDが全盛期の頃は、家庭に1つはコンポがあったものです。

良いCDを聴くためには、高機能コンポが絶対!という時代があったのです。

しかし、現在はスマホ一つで聴けてしまうのはちょっぴり淋しいですね。

現実は世知辛い

先生、教えといてよ音楽じゃ食えないって
このままじゃミュージシャン志望して死亡
芸人も役者も夢は喰いもの
安定してんの公務員だけ!

出典: CDが売れないこんな世の中じゃ/作詞:鬼龍院翔 作曲:鬼龍院翔

この歌詞の前に現在のCDの総売上が全盛期の1/3と歌っているように、現実はなかなか厳しいものがあります。

人気があるバンドでさえ苦しい世の中なのです。

しかし、学校ではそんなこと誰も教えてなんてくれません。

どちらかと言えば、夢を持ちなさいと言われて育ってきた人の方が多いはず。

子供は、しっかりと現実も教えてくれないと、人生の選択を間違ってしまうのに!と訴えている心の叫びです。

大人は残酷!?

何故僕等は抗(あらが)いたがる?(POISON!)
大人の言うことに
何故夢持てと教える?(POISON!)
あとで叱るくせに・・・(Why!?)

出典: CDが売れないこんな世の中じゃ/作詞:鬼龍院翔 作曲:鬼龍院翔

先程の先生や大人に対する不満をここのサビ部分で爆発させています。

特に”POISON”という単語を繰り返すことで、余計に毒を吐いて大人への抵抗感を強調しています。

いつまでも少年の心を忘れない金爆らしい歌詞ではないでしょうか。

さよなら・・・

さよならCDよ・・・

出典: CDが売れないこんな世の中じゃ/作詞:鬼龍院翔 作曲:鬼龍院翔

さよならコンパクトディスクよ・・・

出典: CDが売れないこんな世の中じゃ/作詞:鬼龍院翔 作曲:鬼龍院翔

この2つの歌詞にこの曲の本来の目的が詰まっていますね。

CDが売れないのならば、もう無くしてしまえ!というそんな思い。

だから、敢えてこの曲のQRコードを晒して無料ダウンロード出来るようにしたのです。

時代の流れとは切ないものですね。

まとめ

いかがでしたか?

時代の流れと共に消え去っていくものは、たくさんあります。

CDもその一つということですね。

技術の進歩は素晴らしいことですが、どこか儚いものでもあります。

そんな気持ちをストレートに表現した『#CDが売れないこんな世の中じゃ』は時代の象徴とでも言えます。

ぜひ一度じっくりと聴いてみて下さい!

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