最後の最後、歌詞にもしっかり明記されている通りこれは罪深い愚かな人間に対する警告。
裏歌詞でもなんでもなく、単刀直入に人間をディスる言葉が明快に並んでいます。
そう、つまり【What's up, people?!】は人間を賛辞するものではありません。
愚かな罪深い人間を具現化した作品以外の何者でもないのです。
もはやここまでくるとただの軽い挨拶に感じていた【What's up, people?!】にも別の意味が生まれてきます。
それは「いまなにが起こっているの?」という自分の身の回りに対しての不安。
人間たちは自分の置かれている状況にも戸惑い、またもや不安や怒りをため込んでいきます。
そしてその混乱の中「これからどうしよう」という行く末を案じる声として解釈できる言葉になっているのです。
しかしこれらはすべて、人間であることから生じる感情でもあります。
人間だからこそ感じる憤りや不満、怒り。
それらに直接触れ、改めて人間の持つネガティブな感情を認識して発散することもできるのでしょう。
そんな人間の罪深さと愚かさを憂い危惧し、身勝手で不完全な弱い人間を愛おしく思う別の意味の「人間賛歌」なのかもしれません。
最後に
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最後に関連記事をひとつご紹介します。
【What's up,people?!】と一緒にチェックしておきたい楽曲です。
【絶望ビリー】
「絶望ビリー/マキシマム ザ ホルモン」に裏歌詞が?!アニメ「DEATH NOTE」EDテーマ♪ - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
パンクやハードコアやメタルなどうるさい音楽の様々な要素を持つ、ラウド界で圧倒的な人気を誇るモンスターバンド、マキシマム ザ ホルモン(以下ホルモン)。 彼らの楽曲「絶望ビリー」について紹介します!
【What's up,people?!】と同時期に「DEAHT NOTE」エンディング曲として放映された【絶望ビリー】。
人間の罪深さや破滅的な終末を予感させる【What's up,people?!】とはまた別の視点で描かれる歌詞に注目です。
ホルモンの表現する「DEAHT NOTE」の世界観にもぜひ触れてみてください。
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