ショートヘアのテレサ・テン
そうでしたそうでした。このジャケ写で思い出しました。
テレサ・テンはあるときからショートヘアにしたんですよねー。
ぼくはリアルタイムで観ていたので、これはハッキリ覚えています。
肩まで伸ばしていた長い髪をバッサリ切って、イメチェンを図りたかったんでしょう。
本人の意志を尊重しての決断か、事務所やレコード会社の思惑があっての英断か、今となっては謎であります。
いつからショートになったのか?
これは「別れの予感」発売の前年、1986年2月にリリースされた「時の流れに身をまかせ」のレコードジャケット。当時のものです。
でもぼくの明確な記憶では、「時の流れに身をまかせ」を歌番組で歌うテレサはもうショートヘアでした。
ショートのテレサは気に入らない!
そんな些細なことになぜこだわるか?ズバリ!ぼくはショートヘアが好きじゃない!
ロングの黒髪かやや茶髪こそ女子の王道!まあウェーブは良しとしよう。男の身勝手以外の何物でもありませんが。
確かにショートのほうが、活発で活動的な感じはしますよ。そりゃ女子ウケはいいんでしょうよ。
けどぼくはダメ。認めない。ロングのテレサが好きだったのに、どうしてショートにするかなあ!
ええ、当時からそう思っていました。小学校1年生にして、女子の髪には既にうるさいガキでしたから。
ぼくの好きなヘアスタイルを決定づけたのは、テレサ・テンだったんですね。感謝感謝。大感謝だな。
アジアの歌姫テレサ・テン
ハッ!いかんいかん!しょーもない与太話で道草食った!ここからはまじめに音楽の話を。
テレサ・テンは日本での功績もさることながら、東アジア全域に名をとどろかせたビッグスターでした。
出身国の台湾はもちろん、中国や香港、タイ、マレーシア、シンガポールでもテレサは大人気!
日本の歌をアジアに広めた功労者
国際派スターテレサ・テンならではの功績。それは日本でおなじみの愛唱歌を、アジア各国に広めたことです。
日本語の歌をカバーして、日本語で歌っているのです。
中でも最も有名なカバーは千昌夫の「北国の春」。アジアではテレサ・テンの歌として知られているようですね。
テレサが歌う「北国の春」には訛りがかった田舎っぽさがなく、垢抜けていて聴き心地さわやか。
こぶしも回っていませんし、演歌や歌謡曲の歌い方ではないですね。あれはポップスの歌唱です。
テレサはポップスシンガーですから!
「ポップスの歌唱」とわざわざ書いたのは、テレサ・テンはポップスも歌いこなせるからです。
歌謡曲が売れてしまったために、歌謡曲歌手と見られがちなテレサ・テン。
しかしそのレパートリーは広範に渡ります。
1980年代後半以降のテレサは演歌・ムード歌謡というよりもJ-POP寄りで、ASKAや桑田佳祐、ZARDの坂井泉水らの曲も歌っているため、必ずしも演歌歌手とはいえない部分が多い。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/テレサ・テン
あくまでぼくの見解ですが、テレサ・テンは純然たる演歌歌手ではないと思いますよ。
さっきも書いたように、彼女の歌はこぶしが回っていませんからね。
そういえばテレサが歌う「北国の春」は、ZARDを連想させる歌いっぷりでした。
なお坂井泉水は織田哲郎とのコンビで、テレサのシングル曲を提供しています。
1993年5月発売、「あなたと共に生きてゆく」です。
あなたと共に生きてゆく
作詞:坂井泉水 作曲:織田哲郎 編曲:葉山たけし
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/あなたと共に生きてゆく