長男の叫び
先に言っておくが 器がちげー
俺は言霊で討つ語り手
ヘラヘラしやがって チンドン屋が天下
とれるわけがねー 聞け鎮魂歌だ
浮ついた言葉 刺さらねぇ
俺は才能より努力 戦える
それを証明しにきたぜ 今この場で
お前たちごときじゃ 届かねぇ
出典: Joy for Struggle/作詞:ポチョムキン 作曲:MZO・ポチョムキン
Buster Bros!!!の長男の歌唱部分です。
お笑い芸人をあえてチンドン屋と呼ぶことで、鎮魂歌と韻を踏ませています。
Buster Bros!!!は、どついたれ本舗の名前を呼びません。
自分達は、全く相手にしていないということを示しているのでしょう。
先ほど兄弟の血の繋がりを指摘されました。
それを受けて、自分達は努力で今この場に立っているという叫びを感じます。
それぞれのアピールタイム
オオサカの魅力
全米が泣いた 日本中笑った
絶妙なトリオや ほんわかぱっぱ
前例はナシや まいどやで WUS UP
娯楽の王様 本場だやっぱ
ぼちぼちでんがな円稼いで
心に火灯してんかBABY
オオサカの空は1000%(センパ)晴天
俺らが最強のエンタテイメント
出典: Joy for Struggle/作詞:ポチョムキン 作曲:MZO・ポチョムキン
オオサカの素晴らしいところを歌っている部分です。
WUS UPは、元気はどうかということ。
まいどやぼちぼちなどベタな関西弁を使い、より印象付けていると考察できます。
イケブクロの意地
心(しん) 技(ぎ) 体(たい)
いきぴったり
当然すぎて意識しない
3 6 0 みぎひだり 楽しんでなんぼ きみ次第
邪魔するバカはどいて頂戴
この血は水よりも濃いぜ兄弟 ぶち上げてくぜもうちょいで場外
上がってこうノリノリで SHOW TIME
出典: Joy for Struggle/作詞:ポチョムキン 作曲:MZO・ポチョムキン
兄弟で息ぴったりなことをアピールしていると読み取れます。
先ほどの兄弟の絆を疑うような発言を気にしているのかもしれません。
血は水よりも濃いと言ってみたり、やや意地になっていると解釈できます。
漫才タイム
洗練された言葉選び
「先生、うちの二郎学校でどないです〜?」
「宿題やってこうへんのですよ〜、クラスメイトからもひんしゅく大(宿題)ですわ〜」
「それやったら内申書に響くんちゃいます?」
「落第させるのが楽だい(落第)、内心しょう(内申書)思うてます〜」
「それやったら三郎はどないです?」
「あんなもんお兄ちゃんの犬ですわ、今緊張してドッグ(dog)ドッグ(dog)いうてるんちゃうかな〜」
「犬だけにな、って・・・もうええわ!」
出典: Joy for Struggle/作詞:ポチョムキン 作曲:MZO・ポチョムキン
もともとお笑いコンビだった白膠木簓と躑躅森盧笙。
その2人が漫才を披露しているような歌詞になっています。
内容は、二郎と三郎を悪く言うもの。
最後は、心臓の音と犬という言葉をかけています。
キャラクターの関係性を知って入れば、笑える部分でしょう。
漫才を受けての感想
笑えねんだよ 張り倒すぞ
実力もセンスもないカスども
低俗な芸人とダメな先コウ
お遊戯会レベルじゃ勝てませんよ
湯の中で屁が浮いたような声だ
ぬるくてなんか退屈なオペラ
ぶっちゃけ敵じゃねんだ
けしかけんな的な喧嘩じゃ 無敵だDanger
出典: Joy for Struggle/作詞:ポチョムキン 作曲:MZO・ポチョムキン
先ほどの漫才を受けて、二郎と三郎の感想です。
やはり漫才は気に入らなかった様子。
声も小さかったと言っています。
さらに冒頭から一貫して、自分達の敵ではないという思いが強いと考察できます。
敵ではないと、断言していますね。
自分達のラップテクニックに自信があるのでしょう。