主人公の「覚悟」
誰かと共に生きる覚悟
母の遺影に供える花を
替えながら思う
あなたに先立たれたら
あなたに操を立てる
私が先に死んだら
今際の果てで微笑む
出典: 嫉妬されるべき人生/作詞:Hikaru Utada 作曲:Hikaru Utada
しかし主人公はいつまでも迷っているわけではありません。
サビでは主人公の覚悟が感じられます。
彼と添い遂げることを誓っているような歌詞が印象的です。
特に亡くなったお母さんに仏花を添える描写があります。
ここは同曲の最も印象的なポイントといってもいいでしょう。
他人である彼に対し、自分を産み落とした母。
主人公は今は亡き母を思いながら、彼との人生を誓っているのです。
この行動は、不安な主人公の祈りのようにも思えます。
人生で最初の日とは
今日が人生の最初の日だよ
五十年後でも あなたを見つめて
誰よりも幸せですと
嫉妬されるべき人生でしたと
出典: 嫉妬されるべき人生/作詞:Hikaru Utada 作曲:Hikaru Utada
ここでの日とは一体どのような日指すのでしょうか。
歌詞には「生まれて初めて迎える日」といった趣旨の言葉が記載されています。
ここまでの考察を踏まえると、それはおそらく人生の節目ということでしょう。
今までの自分とは違う、彼と共にある自分を新しく始める日。
つまり結婚や入籍ということではないでしょうか。
もしくは彼と添い遂げる覚悟をしっかりと決めた日、といってもいいでしょう。
実際のところはわかりません。
しかし歌詞には「50年後」というフレーズが出てきます。
そのため主人公は寿命から逆算して20~30代と推察できますね。
結婚やこの先の人生を考えるのには丁度良い年齢といえるでしょう。
覚悟を決めた彼女が、彼と幸せになれることを願わずにはいられません。
まとめ
「宇多田ヒカル/人魚」の歌詞の意味が感動的で泣ける!ハープと歌が織り成す世界観も絶妙!【動画あり♫】 - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
宇多田ヒカルの名曲「人魚」は美しいメロディと感動的な歌詞が魅力の曲です。今回はそんな「人魚」の素晴らしい歌詞の意味について見ていきます。
この記事は【人魚】という楽曲の歌詞解説記事です。
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