μ's「Wonderful Rush」
2012年9月5日にリリースされた5thシングル
「Wonderful Rush」は、「ラブライブ!」の中では披露されていないオリジナルシングルです。カップリングには、μ'sの卒業ソングとして作成された「oh,Love&Peace!」が収録されていますよ。
楽曲としては、曲中にラップが入ってくるところが珍しいですよね!まるで、ももいろクローバーのようなアイドル感が溢れています。
コールの部分が多く、ライブなどでは絶対に盛り上がれる元気曲です!
ちなみに「Wonderful Rush」は「Wonderful =素晴らしい」と「Rush=勢いよく飛び込んでくる」という意味を合わせたもので、「素晴らしいものが溢れ、押し寄せてくる」といったニュアンスでしょう。
実は、人気を博したアニメ「ラブライブ!」の第1期は、2013年1月からの放送なんです。
つまり、ナンバリングされているμ'sの楽曲、この「Wonderful Rush」までの5作はアニメ化の前に発表されたんですね。
にもかかわらず、1stシングル「僕らのLIVE 君とのLIFE」では164位だったオリコンランキングを、この「Wonderful Rush」では30位までアップするほどの大躍進を見せたんです。
μ'sの楽曲の素晴らしさと期待値、そして人気の兆しがうかがえると思いませんか?
CDには、さらに普段のμ'sの生活を感じられるミニドラマがついており、テーマは”文化祭”!
1年生はメイド喫茶、2年生はお化け屋敷、3年生はファッションショーをしている様子が展開されます。
また、このシングルには、これまでのナンバリング同様DVDがついており、PVも作られているんですよ!
「Wonderful Rush」のセンターは!?
第4回総選挙の結果、”南ことり”に決定!
μ'sのナンバリングがついている楽曲のセンターは2ndシングルの「Snow halation」以降はいつも、公式サイトで行われる”ラブライブ!センター争奪総選挙”で決められています。
「Wonderful Rush」では第4回総選挙で、見事1位を獲得した南ことりがセンターを務めました。
南ことりはゆったりとした独特のキャラクターで人気が高く、センターを取れなかった第2回も、第3回も惜しくも2位だったんですね。
ということで、PVの主役ももちろん、南ことりです。
PVは、以前4作のPVよりもドラマをもっと聞きたいという要望に応えて会話パートを増やしており、ちょっとストーリー的に作られています。
舞台は飛行場。さらに、ここ実際にある羽田空港の第2旅客ターミナルや関西空港の第1ターミナルなどが登場しており、聖地巡礼で訪れる人もいますよね!
PVでは、μ'sで旅行するため飛行機に乗り込もうとしたら、南ことりが大事なものがないと家に忘れ物を取りに帰ってしまうというもの。PVのラストには、その忘れ物がなんだったのか判明するので、最後までみてくださいね!
ちなみに第4回総選挙の順位の2位だった矢澤にこがセンターの左に、第3位だった西木野真姫が右に配置されています。
「Wonderful Rush」の歌詞
さあ!今から”Dan-dan”熱くなっていこう!
Dan-danココロDan-danアツク
夢いっぱい叶えてみせる
Dan-danススムDan-danハジケル
未来をしっかり見て!
(Hi hi,ススメ!まだまだLet's go!! Hi hi,ススメ!ほらほらLet's go!!)
出典: Wonderful Rush/作詞:畑亜貴 作曲:河田貴央
タイトルの「Wonderful Rush」という雰囲気が最初から溢れています。
歌詞も”Dan-dan”を繰り返していくことで、どんどんと気持ちが盛り上がっていくのが感じられますね。
μ's全員の掛け声で始まるこのフレーズは、もっと大きく踏み出せるための号令のよう!
3人ずつに分かれて歌うAメロ
大事なことはなんだっけ?
ちいさな努力が明日(あす)を作るんだ
出典: Wonderful Rush/作詞:畑亜貴 作曲:河田貴央
いまを愛してぶつかろう!
そんな勢いでずっと一生懸命なんだよって
(一生懸命なんだよずっと!)
出典: Wonderful Rush/作詞:畑亜貴 作曲:河田貴央
もっと近くで語りあいたいな
頷いた君とどこまで走ろうか
(果てまで)走ればいいさ(限界しらないAll right?)
出典: Wonderful Rush/作詞:畑亜貴 作曲:河田貴央
まず、最初の「大事な~」から始まるところを歌うのが高坂穂乃果・園田海未・絢瀬絵里の3人です。
「今を愛して~」からは小泉花陽・星空凛・東條希の3人が歌います。
そして、第4回総選挙TOP3南ことり・矢澤にこ・西木野真姫が「もっと近くで~」からのフレーズを担当しています。
今回の「Wonderful Rush」では、3人で歌うパートはこのメンバーで固定になっていますよ。
ちなみに()でくくられているところは、主旋律を歌っているメンバー以外が歌っているコール部分ですね。
人間が集まると必ず意見のぶつかり合いが出てくることはあります。
そんなときも、臆せずに立ち向かっていく。そんな、小さな努力を続けることが大事だというんですね。
そして、そういう”想い”を理解して手を取り合うことが出来た仲間なら、たとえどんな道でも素晴らしい未来が溢れているから、限界突破で動き出せばいいと背中を押しているのです。