Hump Backの結成秘話を紹介
ルーツはチャットモンチー。2009年に高校の軽音楽部で誕生
Hump Backが誕生したのは2009年のこと。
当時高校1年生だったギターボーカルの林萌々子を中心とした軽音楽部の女子部員3人で立ち上げました。
はじめは2000年代を代表するガールズバンド・チャットモンチーのコピーバンドをしていたそうです。
ギターボーカルの林は、当時のチャットモンチーについて「音楽としてかっこよかった」と話しています。
この言葉から、彼女の憧れるバンド像がうかがえます。
「女だから売れているガールズバンドではなく、音楽を評価されるバンドでありたい」。
今後、Hamp Backはチャットモンチー同様、1つのバンドとして高い評価を受けるようになっていくのでしょう。
上り坂も下り坂も経験して培われたバンドの底力
大型イベントに出演する一方、数回のメンバーチェンジも
オリジナル曲を作り始めたHump Backは、実力でシーンから評価されるようになります。
2012年には10代限定のフェス「閃光ライオット」の第3次審査まで通りました。
また大阪のミナミ地区で開催されている大型サーキットイベント「Minami Wheel」に出演。
ネクストブレイクを期待されるバンドとして、ちゃくちゃくとファンを増やしていきます。
そうはいっても、彼女らは当時高校3年生。
このまま一気にシーンをのぼり詰めたわけではありません。
新しいドラマーを迎えるも、彼女も2015年にバンドを去ってしまいます。
とうとうHamp Backはギターボーカルの林萌々子のソロプロジェクトとなってしまうのです。
大多数の女子高生は、高校から大学に上がって、就職を迎える時期。
バンドに骨を埋めようと覚悟をするのは、まだ若い女の子たちにとっては勇気が要ることですよね。
レーベルに所属、一気にシーンの最前線へ
インディーズの名門レーベル「THE NINTH APOLLO」系列に所属
しかしそんななか、林1人のHump Backは初の全国流通版シングルを発売するなど精力的に活動を続けます。
その結果、ソロになって約4カ月後に現ベーシストのぴかが加入。
その1年後には現ドラマーの美咲が加入します。
そして美咲の加入から6カ月後、Hump Backがスタートして実に7年後。
インディーズレーベル「WELL BUCKET RECORDS」と契約することになるのです。
大阪のインディーズレーベル「THE NINTH APOLLO」の社長・渡辺旭氏が立ち上げた新レーベルということで話題を呼びました。
一流レーベルに所属したことで、知名度は一気に上昇します。
2017年には「MONSTER baSH」や「TOKYO CALLING」などのイベントに出演。
2018年も複数のフェス出演が決まっていて、さらなる躍進が期待されています。
Hump Backのメンバー3人のプロフィールをご紹介
ギタ―&ボーカル 林萌々子のプロフィール
1994年2月14日生まれの24歳です。
Hamp Backのすべての楽曲の作詞・作曲を手掛けており、バンドの核といってもいいでしょう。
またバンドと並行してソロでも活動しており、全国のライブハウスで弾き語りライブもしています。
このことから分かる通り、彼女の「歌」に対するプライドは本物。
Twitterでも熱いメッセージを呟いています。
ボーカリストは上手い下手じゃなくて歌心。歌心ない歌は朗読。
出典: https://twitter.com/mmkHB/status/869530512775299073
最も影響を受けたバンドは「チャットモンチー」。
バンドを始めたきっかけになったのはもちろん、その後の活躍から自身でも刺激になっているようです。