作詞・作曲は?
ももいろクローバーZ代表曲「サラバ、愛しき悲しみたちよ」でも作詞を担当しています。
作曲、編曲は、横山克です。
ももいろクローバーZの「DNA狂詩曲」では編曲を担当しています。
歌詞のテーマは心の闇。
ブルガリアンコーラスを取り入れ、神秘的で壮大なバラード曲です。
このMVの注目ポイント
ディレクターは?
このアルバムの各楽曲MVは、若手ディレクターが自由に映像を制作するという企画となっています。
この作品のディレクターは、Padawan and pennacky。
Padawanは、土岐麻子「picture frame」のMVなども制作しています。
Pennackyはプロフィールを一切公開していないにも関わらず、最近話題になっている若手映像監督です。
ルミナンスキーヤー
このMV最大の特徴は、ルミナンスキーヤーという特殊効果を使用していることです。
ルミナンスキーヤーにより、複数の映像を重ねた作品となっています。
しずくのような、けむりのような動きの映像に、重ねられていく森林や海、オーケストラ、メンバー達の映像。
混じり合う映像が互いの美しさや壮大さを、より引き立てています。
今まで見たことがない映像美を感じさせてくれる作品。
MVというより、まるでひとつの芸術作品のようです。
いよいよMVの解説
では、MVを見ていきましょう。
一体どんな作品になっているのでしょうか。
歌いだし~ルミナンスキーヤーによる美しい風景~
前奏から、さっそくルミナンスキーヤーが多用されています。
白地の映像に森林、波、オーケストラの映像が、重なれていきます。
海の映像が重ねられたところで、聞こえてくるメンバーの歌声。
その後、明るい光が差し込む草木、壮大な雪山が映し出され、自然の美しさに惹き込まれます。
サビの前~サビに向けて取り戻す映像の明るさ~
明るい光から一転、暗い海、雷が鳴る暗い空、暗い森林の映像が映し出されていきます。
次第に空が明るくなる海辺、しぶきを上げる波。
その後、サビに向けて、映像が明るさを取り戻します。
白地の映像に重なるオーケストラ、万華鏡のような幾何学模様。
それらがサビを盛り上げる前の落ち着きさを感じさせ、一気にサビへ。