miwa【リブート】歌詞の意味を考察！幸せになるために最も必要なのは何？本当の自分を解き放とう！

今の今まで主人公が求めていたのは“理想郷”でした。

自分の過ごしやすい場所、心地いい人々、そして自分の願いが叶う場所。

しかし彼女は気が付きます。

そんなものは所詮机上の空論なのだと。

自分が求めてきた理想郷はここにはなくて、求めたあなたからの返事もない。

業を煮やしたような、「もうがまんできない！」という気持ちが表現されているようです。

「いい加減理想を追うのはやめて、現実を見つめなきゃ」そんな想いも含まれているのではないでしょうか。

今こそ立ち上がるべき時がやってきました。

自分の新しいステージに向けてこのままの勢いで。

楽曲の疾走感がこの歌詞のメロディーと合って、主人公の想いを確実なものにしてくれます。

探しているのは自分の未来を先導してくれるような“私だけの指揮者”。

彼女の中の“優先順位”が変わった瞬間です。

「愛していたはずのあなたはもう私の求めている人じゃない」そんな気持ちでしょうか。

これからは自分をごまかすのはやめにして、いらないものはとっとと“消してしまおう”。

そして“やり直し”のボタンを押そう、これが私の復活の“方法”だから。

もっとこうすればよかったかも…なんて後悔していたら先になんて進めません。

たらればの話よりも、まずは行動あるのみ！

始めは心が不安になっても「その不安すら蹴散らせばいい。」そんな強気な気持ちです。

とにかく主人公はこれまでの自分から変わるんだという強い意志を持っているのがわかります。

本当のことが言えないような生き方しかできないのなら、そんな感情なんて必要ない。

シンプルでいいから自分が本当に求めていることをやっていきたい、という心の叫びではないでしょうか。

変わることを妨げているのが自分自身であるなら、それを取っ払うのも自分自身なのです。

彷徨い、抜け出せなかった“迷宮”だけど、やっと出口を見つけたんだ。

助けを求めることもできたけど、あなたにだけはその“SOS”も隠してきた。

こんな解釈ができます。

なぜ身近にいたはずの人に助けを求めなかったのでしょうか。

それは前述にも出てきたように彼女にはもう必要のない人になっていたから、かもしれません。

ここでは歌詞にでてくる「あなた」という存在について言及しているよう。

しかも「あなた」は特定の1人に向けたものではないと推測できます。

周りにいるもう関係を断ち切りたい人たち、または自分を抑え込んでいた自分自身、かもしれません。

1行目で出てくるのは“ダメ男”。きっと振り回されたりして苦労をしてきたのでしょう。

2行目は「“振り返りのアドバイス？”そんなの要らないから黙ってて」くらいの気持ちでしょうか。

本当の意味での“つぶやき”は自分の心の重みを吐き出すため。だから誰かの言葉なんて不要なのです。

強きな“銃弾”は勝気な自分の例えかもしれません。

新しいステージへの“切符”を手にした主人公、気持ちは「無敵」になったのではないでしょうか。

だからこそ、強気で勝気、そして投げやりだけど諦めてはない意志の強さを感じることができるのです。