「JOINT」の魅力に迫る!
そもそもタイトルの「JOINT」って?
さて、それではRIP SLYMEのシングル「JOINT」について見ていきましょう。ですが、その前にこのタイトル「JOINT」ってどんな意味かについてです。
JOINTとは、英語で「(何かと何かを)繋ぐ」といった意味があります。
パイプなどのつなぎ目を「ジョイント」と呼ぶこともあるなど、おそらく予想は付いた人が多いのかもしれません。
ということもあり、この曲のシングルCDのジャケットに注目して見てください。実は、コンセントが描かれています。きっとタイトルに即して「繋いでいる」イメージでしょうか。
どんな曲?
では、この曲自体はどんな曲なんでしょうか。
この曲は、RIP SLYMEによる7枚目のシングルとなっています。少しジャジーで軽快なピアノのイントロに始まります。
しばらくはスローで緩やかな部分が続きますが、すぐに曲が展開されます。
90年代特有のゴリゴリのヒップホップというイメージではなく、かなり軽快で、疾走感もあるようなトラックにのせてラップしていきます。
まさに2000年代のヒップホップとも言えるようなサウンドでしょう。
気になるMV
寿司が・・・
やはりこの曲はMVを見ないわけにはいきません!
メンバーのRYO-Zが太ってしまったことにより、運動でダイエットに挑戦するシーンがメインとなっていますが、演出がまた面白いですね。
なんと寿司がターンテーブル上に乗って回って来るという斬新でインパクトがあるシーンが頭に残ります。
これぞ「ヒップホップ流回転寿司」ですね!
その他にも、懐かしい8ビット風のゲームが登場。また、メンバーとRYO-Zのダイエットバトルの推移も注目です。
RYO-Zは、ダイエットに成功したんでしょうか??
その結末は、CMの後!!と言いたいところですが、番組ではないので(笑)、是非MVを最後まで見るまでのお楽しみに!!
それではチェック!
気になる、大インパクトのあるミュージックビデオです。早速チェックしましょう。映像はこちらです。
歌詞の意味について
ギリギリな部分は英語で・・・!
では、この曲の歌詞について迫っていきましょう。
ラップに見られる韻を踏むという、型にはまったフォーマットではなく、英語と日本語をテンポよく入り交ぜるというテクニックが使われていることがわかります。
これにより、少しいやらしい単語は日本人として聞く側も少し遠回りの表現になるので、聴きやすくなります。際どい単語でも英語表記で、回避するなど、面白みがあります。
ちなみに結構ギリギリな意味の部分も多いです。聴いている人、慣れている人からはこの曲の意味が想像できてしまいますね(笑)。
しかし、他にはどんな意味が込められているのでしょうか。気になるところです。早速フレーズをチェック!
つまらない日々なんて・・・!
繰り返すルーティン あきあきな日々
ファックだ解き放て本能でヒリッ!
I know! You know!
つらいぜサヴァイヴァルなライフ
束の間の夢を見ていたいんだろ
出典: JOINT/作詞:RIP SLYME 作曲:RIP SLYME
この部分からは、いい意味の適当具合が伝わってきます。
もちろん韻を踏む必要がある関係で、「日々」や「ヒリッ」など曲のノリに合わせて、歌詞をうまく合わせている部分もあります。
日々過ごす中で、「真面目にやっていてもなかなか報われない」人や、「やりたくないことをひたすら仕方なく続ける毎日」を経験している人など、いると思います。
気持ちでは、その現実をなんとかしたいと思っている人が多いと思いますが、なかなか勇気が湧かないなど理由をつけて、そのままの人の方が圧倒的に多いかもしれません。
そんな時に放送禁止用語の「ファック」を使って好き放題に言うこの部分は大きなストレス解消ソングになりそうですね。ノリで、大音量でかけてしまいそうになります。
そんな飽きた日々に疲れている人は、是非この適当さを味方にしてみてはどうでしょうか!
もしかしたら何か行動したくなるかも・・・?