GENERATIONS【... for you】歌詞解説！二人の過去に何が？僕が謝っている理由とは

謝る？それだけで済むの？心の痛みが治まりません。

君への愛は何も変化していないはずなのに…。

僕は悲しませるなんてしたくない。君を悲しませるなんて2度としたくない…。

まず僕が君に望んでいることを英語でリリックにしました。

ここではまだ謝ることはしません。

いきなりの謝罪は言い訳めいて気まずくなる可能性もあるでしょう。

僕の前にいる君は黙ったままです。そして僕もまだ言葉は口に出していないようですね。

心の中で、この後君に言わなければいけないことを僕は探しています。

君が悲しんでいる理由を自分に聞いてみたのでしょう。

そしてここでも言わなければいけない言葉は出てこないようです。

「悲しませたくない…」と思ったのは僕の前で君が悲しんでいるから。

でも僕は悲しくないのでしょう。心の中にあるのは君が好きという思いです。

高まる胸とときめきは、心の中に閉じ込めておけないくらいの強さと大きさがあります。

僕は悲しいよりも君への愛でむしろ幸せを感じているのです。

もちろん僕だけにある幸福感で、君の悲しい表情を変えることはできません。

作詞を担当したのはメンバーの数原龍友さんです。

ひょっとしたら経験したことを歌詞にしたのでしょうか。あくまで推測ですが…。

例え時計の針が1秒を刻むくらいの間でも君の顔を思い出していたら…。

君を悲しませている僕。その理由になった出来事を僕は心の中で繰り返し自分に語ります。

君を思い出すこともしなかったその時。

抜けられない仕事や断れない友達の誘いを君より優先してしまったのでしょうか。

後で連絡するからと言っておいて忘れてしまう。ずっと前からの約束があったのに連絡をくれない。

僕の心には「言わなくても君ならわかってくれる」という自信があったようですね。

あの場で君の顔を思い出していればそこで謝ることが出来たのかもしれません。

でもそれで君は僕を許してくれるのでしょうか。

失ったものは2人の間にあった形にならないけれどかけがえのない愛情。

君の心から悲しみを失くしたい僕がこの後とる行動は？歌詞を追ってみましょう。

君の悲しい表情の理由を心の中で自分に言い聞かせる僕。

これまでは2人は無言だったはず、やっと僕は声を出しました。

君に告げる謝罪の言葉が会話を示す「」でくくられていることでそれがわかりますね。

素直に謝っているからのシンプルさ、たった4文字にキュンとさせられます。

こんなところに数原龍友さんの性格が垣間見えますね…。

謝る前に言い訳をしたくなりますがそれは口にしません。

口を開く前には君への愛が歌詞には溢れていました。

その思いを胸に君へ謝るのでしょう。

君が思っていることに気が付くことが出来ずに自分だけが楽しんでいた。

上手く立ち回れない僕を黙って許してくれたのは君です。

見返りを求めない愛でいつも君は僕を待っていました。

何度もそんな思いをした君の心に収まらなくなった悲しさ。

それを終わりにしたい、そして僕との愛を取り戻したくて伝えます。

僕の人生は君だけのためにあるから。