AKB48「Green Flash」
2015年3月4日にリリースされた39thシングル
2015年最初のシングルとなった「Green Flash」は、オリコン週間ランキングの1位はもちろんのこと、2015年の年間3位を獲得した楽曲です。
ミディアムバラードのメロディにラップを重ねるリズムが、印象的ですよね。
AKB48らしく、4つのグループの頭文字で分類された4つのType(初回限定盤&通常盤)と劇場版をあわせた9種類が同時発売されました。
この楽曲で、「シングルの連続首位獲得数」「連続ミリオン」など様々な新記録を樹立したAKB48。国民的アイドルグループの実力を見せつけました。
カップリングには、「マジすか学園4」のオープニング曲である「マジすかFight」&エンディング曲「ヤンキーロック」や、「バイトル」のCMソングとなっている「春の光 近づいた夏」などが収録されています。
タイプ別の文字でもわかるようにType-SにはSKE48の楽曲、Type-NにはNMB48の楽曲などがそれぞれのチームカラーが見えるセカンドカップリング曲にも注目ですよ!
ちなみに筆者は劇場盤&Type-Nに収録されている「履物と傘の物語」も切なくて大好きです。
”涙”をテーマにしたジャケットに魅せられる
アイドルと言えば”笑顔”ですよね。
にっこりと笑って、みんなを元気づけるような表情となるはずが、この作品ではジャケットからメンバーが一筋の涙を流しているんですよね。
極彩色のメークと真剣な表情、そして流れる涙。悲しみではなく”哀しみ”を感じることが出来るジャケットになっています。
「Green Flash」のPV
PVの監督は是枝裕和!
「Green Flash」のPVを監督するのは、カンヌ国際映画祭のみならず世界中の映画祭でも一目置かれている是枝裕和監督が担当しました。
「誰も知らない」や「そして父になる」など人間ドラマをベースとしたストーリーと、静かな世界観が魅力です。
そんな是枝裕和監督も、このPVで意識したのは”涙を流すAKB48”でした。
島崎遥香や松井珠理奈が涙を流しはじめ、8人のメンバーが次々と涙を流していきます。
泣くことで辛さを表現するのではなく、つらい想いや悲しい想いを涙とともに流して”浄化”させるような物を作ろうとしたんだそうです。
メンバーも本気の涙を流すため、何度も撮影を繰り返した人もいたそうです。
そんな”涙顔”は必見ですよ!
選抜メンバーはこちら
今回はWセンター
「Green Flash」のセンターは2人です。
1人目は、常にフロントメンバーに選ばれながらも、なかなか楽曲のセンターに立つことが出来なかった柏木由紀。
シングル選抜は「BINGO!」の時からで、総選挙では3位を獲得するほどなので、とっても意外でした。9年目にして初センター!本人もファンも喜んだことでしょう。
そして、2人目はAKB48のオープニングメンバーでもある小嶋陽菜です。Wセンターを務めるのは「夕陽を見ているか」以降3度目。
高い身長がネックになってか、単独センターは1回だけで、あまりセンターをとることがなかった大器晩成タイプです。
2人ともどこかおっとりしているタイプなので、今回のバラードではぴったりのセンターではないでしょうか。
選抜メンバーは16人
前作では選抜メンバーが32人だったのに対し、今回は通常の16人。
峯岸みなみや、向井地美音、白間美瑠、渡辺美優紀、宮澤佐江などの人気メンバーも選抜から外れてしまっているんです。
初選抜もなく本当に、今回の選抜メンバーは、AKBグループの代表格ばかりが集まっています。
生駒里奈
入山杏奈
柏木由紀
川栄李奈
木﨑ゆりあ
小嶋陽菜
小嶋真子
指原莉乃
島崎遥香
高橋みなみ
松井珠理奈
松井玲奈
宮脇咲良
山本彩
横山由依
渡辺麻友
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/Green_Flash_(AKB48の曲)