社会の荒波に揉まれる

社会という空間で 暗いばかりのこの十何年 「Yes,We can」って言えずに 泣いて Cry

出典: STORY/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN

社会人になって社会に出ていくと誰もが必ずぶつかる壁ではないでしょうか。

ドラマのようにうまくいかない。それが人生だ。』

そんな風に思った方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

チャレンジするためのその一歩が中々踏み出せない。

考えれば考えるほどリスクばかりが目につき大胆な選択を取れない。

レールの上を歩く人生を送りたいわけではなかったのに、今はそこから外れるのが怖い。

そんな気持ちを誰しもが心の奥に抱えているのではないでしょうか。

そんなリアルな心の奥底の感情が見事に表現されています。

電車に揺られながら何を思う

ただひたすらに生きていた 憧れていた 望んでいた 最終列車の時の中で よみがえる幼き頃

出典: STORY/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN

このシーンは自分と重ねられる!!という人もいるかもしれません。

どうしても今日終わらせなきゃいけない仕事を終わらせ、終電に乗り込む。

疲れてぼーっとする中で、『俺がやりたいことはこんなことだったのか』と思いを馳せる。

何度もこの思いを経験したことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

小さい頃はこんな生活を想像していなかった。

もっと希望に満ち溢れた、充溢した生活を想像していたのに。

もっと人生はうまくいくと思っていた。

自分がやりたかったことが一切出来ていない。

だけど思いを馳せるだけで特に何もできない…

この歌詞は誰かの実話なのかと錯覚してしまいそうです。

自分の弱さを認められない

誰かの支えも振り切り遠ざけた なにが正しいか解らぬまま 少し気付いてた でも怖かったんだ 憧れ続けた 街で一人

出典: STORY/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN

心の奥底では不安で不安で仕方がない。

誰かに支えてもらいたくて今にも泣き出しそう。

しかしそんな弱い自分を晒け出すのが怖くて、プライドが許せなくて。

結局は強がってまた1人になってしまう。

『この夢は叶わないだろう』

そんなこと頭の中ではわかっていても実際に認めたくない自分がいる。

やっとここまで来て、夢を叶えようと努力を始めたのに。

乗り越えることが不可能な壁が現れ苦悩する。

リアルすぎる。笑

若い方が確実にぶつかる最初の試練での苦悩が読み取れますね。

すべては自分の責任なのに

本当は変わらない 誰のせいでもない 僕らがいつしかそうしただけ 誰かのせいにして 楽に生きただけ 無くした何かを 探しにいこう

出典: STORY/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN

結局こうなってしまったのも、最初の夢を見失ってしまったのも結局は自分のせい。

わかっていても中々認められないのではないでしょうか。

『運が悪かった』『認めてくれる人がいなかった』『みんな何もわかってくれない』

言い訳を考えれば無限と出てきます。

しかし結局は全て自分の選択が今の自分を作っており、歩む道のりを選んできたのです。

そんな葛藤を乗り越え、新たな一歩を踏み出したい。

失ってしまったものを取り返したいという気持ちが伝わってきます。

このままでいいのだろうか

このままで良いか 解らないまま 過ぎてゆく日々に少しだけ不安になってくよ

出典: STORY/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN

今自分がいる現状。

このままでいいのだろうか。

変わるべきではないのだろうか。

一歩を踏み出すべきではないだろうか。

変わるなら今ではないだろうか。

正解がない不安の中での葛藤が見事に表現されていますね。

皆それぞれ心の中に葛藤を持っている