遥か
「遥か」は、映画「ROOKIES-卒業-」の主題歌として大ブレイクしました。
それ以降も、学校の卒業式や運動会など様々な場面で使用されています。
「どこかで1度は聴いたことがある。」そう感じる人も少なくはないと思います。
それだけ様々な場面で取り入れられている「遥か」。
やはりその要因ともいえるのは、感動的な歌詞が大きいでしょう。
「遥か」の歌詞
では、「遥か」の歌詞から視聴者はどのような印象を受けるのか。
視聴者が残す感想として多い内容がこちらです。
「生き方について考えさせられる。」
「泣ける。」
卒業式などの場で使われることが多いこともあって、卒業ソングのイメージが強いですよね。
しかし、意外と多いのが、生活の中でふと聴く人たち。
なにか悲しいことがあった時、前に進めない時。
そんな状況の時に「遥か」は視聴者の背中を押してくれるようです。
1番の長さ
実は卒業の歌ではない?
映画「ROOKIES-卒業-」で使われたこともあって、やはり卒業ソングのイメージが強いですよね。
しかし、歌詞を見てみると“春風 舞い散る桜”のように4月のイメージも湧いてきます。
「卒業式は3月なのに、どうしてだろう。」と思う方もいると思います。
その理由として可能性があるのが、以前からあった曲ということです。
どういうことか、いまいちわからない人もいると思います。
簡単に言うと、GReeeeNが売れる前から「遥か」は存在していた、ということです。
これは確かなものではないですが、ファンの間では有名な説としてあるようです。
歌詞を徹底解説!
それぞれの想い
窓から流れる景色 変わらないこの街 旅立つ
春風 舞い散る桜 憧ればかり強くなってく
「どれだけ寂しくても 自分で決めた道信じて、、、」
手紙の最後の行が あいつらしくて笑える
出典: 遥か/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN
始まりは親と子供のそれぞれの想いが描かれています。
子供が自分の夢に対して、いかに強い思いがあるのかを感じられると思います。
そして、その思いが綴られた手紙を読む親の姿。
親だからこそわかる「その人らしさ」というのを感じて、そっと笑ってしまっているのかもしれませんね。
願いと愛
「誰かに嘘つくような人に なってくれるな」父の願いと
「傷ついたって 笑い飛ばして 傷つけるより全然いいね」母の愛
あの空 流れる雲 思い出す あの頃の僕は
人の痛みに気づかず 情けない弱さを隠していた
出典: 遥か/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN
「こういう人に成長してほしい」という親のそれぞれの想いが描かれています。
誠実さある人になってほしいという父の想い。
そして強い人になってほしいという母の想い。
しかし、その中でまだ自分の弱さを感じていた子供の様子。
この歌詞ではある意味、子供の幼さといったものを表現しているのかもしれませんね。