遥か

「遥か」は、映画「ROOKIES-卒業-」主題歌として大ブレイクしました。

それ以降も、学校の卒業式や運動会など様々な場面で使用されています。

「どこかで1度は聴いたことがある。」そう感じる人も少なくはないと思います。

それだけ様々な場面で取り入れられている「遥か」。

やはりその要因ともいえるのは、感動的な歌詞が大きいでしょう。

「遥か」の歌詞

では、「遥か」の歌詞から視聴者はどのような印象を受けるのか。

視聴者が残す感想として多い内容がこちらです。

生き方について考えさせられる。

泣ける。

卒業式などの場で使われることが多いこともあって、卒業ソングのイメージが強いですよね。

しかし、意外と多いのが、生活の中でふと聴く人たち。

なにか悲しいことがあった時、前に進めない時。

そんな状況の時に「遥か」は視聴者の背中を押してくれるようです。

1番の長さ

【遥か (Album Version)/GReeeeN】シングル版と違うのはどこ?歌詞と曲を徹底解説の画像

曲の特徴としてあるのが、曲の長さ

「遥か」は5分39秒と、長めの曲になっています。

GReeeeNの曲の中でも、他にここまでの長さの曲はないとされています。

実は卒業の歌ではない?

映画「ROOKIES-卒業-」で使われたこともあって、やはり卒業ソングのイメージが強いですよね。

しかし、歌詞を見てみると“春風 舞い散る桜”のように4月のイメージも湧いてきます。

「卒業式は3月なのに、どうしてだろう。」と思う方もいると思います。

その理由として可能性があるのが、以前からあった曲ということです。

どういうことか、いまいちわからない人もいると思います。

簡単に言うと、GReeeeNが売れる前から「遥か」は存在していた、ということです。

これは確かなものではないですが、ファンの間では有名な説としてあるようです。

歌詞を徹底解説!

【遥か (Album Version)/GReeeeN】シングル版と違うのはどこ?歌詞と曲を徹底解説の画像

今もなお、卒業ソングの中でも代表的位置にあるといえる「遥か」。

ここで改めて「遥か」の歌詞を徹底解説します。

紹介するのはシングルになりますので、ご注意ください。

それぞれの想い

窓から流れる景色 変わらないこの街 旅立つ
春風 舞い散る桜 憧ればかり強くなってく
「どれだけ寂しくても 自分で決めた道信じて、、、」
手紙の最後の行が あいつらしくて笑える

出典: 遥か/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN

始まりは親と子供のそれぞれの想いが描かれています。

子供が自分の夢に対して、いかに強い思いがあるのかを感じられると思います。

そして、その思いが綴られた手紙を読む親の姿。

親だからこそわかる「その人らしさ」というのを感じて、そっと笑ってしまっているのかもしれませんね。

願いと愛

「誰かに嘘つくような人に なってくれるな」父の願いと
「傷ついたって 笑い飛ばして 傷つけるより全然いいね」母の愛
あの空 流れる雲 思い出す あの頃の僕は
人の痛みに気づかず 情けない弱さを隠していた

出典: 遥か/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN

「こういう人に成長してほしい」という親のそれぞれの想いが描かれています。

誠実さある人になってほしいという父の想い。

そして強い人になってほしいという母の想い。

しかし、その中でまだ自分の弱さを感じていた子供の様子。

この歌詞ではある意味、子供の幼さといったものを表現しているのかもしれませんね。

いろいろな支え