春が来てぼくら
「三月のライオン」のオープニングテーマ
スリーピースバンドであるUNISON SQUARE GARDEN。
彼らはこれまでにも、数々のアニメに曲を提供しています。
「TIGER&BUNNY」での「オリオンをなぞる」を筆頭に。
「夜桜四重奏 ~ハナノウタ~」では「桜のあと」。
そして、「血界戦線」のエンディングとなった「シュガーソングとビターステップ」。
この楽曲はポップなアニメーションとの相性もあり、アニメ好き界隈をざわつかせました。
数々のパロディ作品が作られたことでも有名です。
UNISON SQUARE GARDENの魅力を世間に知らしめた楽曲でもあります。
そして3月7日にリリースされた「春が来てぼくら」。
テレビアニメ「三月のライオン」のオープニングとしても注目された楽曲です。
アニメのために書き下ろした楽曲
「三月のライオン」は、「ハチミツとクローバー」などでも有名な羽海野チカさん原作の漫画です。
可愛らしい絵柄で織りなすプロ将棋棋士のストーリー。
棋士としても、人間としても成長していくキャラクター達の痛みや悩み、葛藤を丁寧に描いた作品です。
男女、年齢問わずファンが多い本作品。
「春が来てぼくら」はこの「三月のライオン」のために書き下ろした楽曲なのです。
まるで、苦しく辛い展開が多いながらも前を向いて進んでいくキャラクター達を表しているよう…。
アニメの放送を見て衝撃を受けた方も多いのではないでしょうか。
筆者も聴いた時、鳥肌総立ち状態でした。
ネット上にはこの楽曲の魅力を象徴するようなコメントが溢れています。
優しくて暖かいMV
YouTubeでは現在、「春が来てぼくら」のMVショートver.が公開されています。
沢山の時計が映し出されて始まるこのMV。
色々な人達の、様々なストーリーを象徴しているように感じます。
柔らかな光が差し込む中、UNISON SQUARE GARDENが演奏していく構成です。
春を感じさせるピンクがかった光や桜が舞うシーンが差し込まれます。
また、様々な登場人物の「青春」を表しているような場面がシルエットのみで描かれます。
優しく、暖かい気持ちになる映像です。
より一層楽しめる!MVの見所
本作のMVの見所を筆者の独断と偏見でピックアップしてみました。
「細かすぎて伝わらない」と思わずに一度チェックしてみてください。
1.斎藤さんの笑顔
まず1つめは、
友達になった おいしいものを食べた
出典: 春が来てぼくら/作詞:田淵智也 作曲:田淵智也
の部分でボーカル斎藤宏介さんが見せるクシャッとした笑顔です!
「三月のライオン」の優しい世界観を表現する歌詞と、それを自らの表情で体現する斎藤さん。
これには思わず画面の前で「なにそれずるい…」と呟いてしまいました。