“人生は一度きり”です。
そして間違ってしまったとき消しゴムで消えるような簡単なことではありません。
そのため人は人生の選択を慎重に行っていくのでしょう。
「何となくこれでいい」と選んだ道で後悔することになってしまうのは避けたいもの。
きちんと「これ!」という自分の意志で決めた何かに向かっていく方が絶対にいいはずです。
自分がやりたいと思ったことに対しては芯を強く持ってやり遂げることが出来るものです。
たとえ困難な道程だとしても、這いつくばってでも前に進めばきっと道は開けるでしょう。
自分の嫌なところが出てきてしまう
負の感情
どうでもいい答えも 携帯握りしめて
スラスラモロモロはじき出す 上っ面な事実
あることないことも 言葉尻捕まえるように
感情炎上案の定 揚げ足取りに勤しむ
出典: はっきりしようぜ/作詞:根本要 作曲:根本要
不安を抱えて悩んでいるとどんどん心も閉じこもっていってしまいます。
そういうときの自分は負のオーラ全開で少し陰険な感じになってしまうようです。
相手の顔が見えないSNSの中だけでは強気になれる自分。
上っ面で中身もないスカスカな事だけはツラツラと並べることが出来てマウントを取り合うのでしょう。
誰かのあら捜しをしては少し勝った気になれるような、しょうもない優越感に浸る。
こんな自分が空しく嫌気がさしているようです。
抜け出し方が分からない
絵に描いた餅じゃ腹も膨れない 耳障りのいいセリフばかり
誰かと比べ 安心しても 不安拭えず
出典: はっきりしようぜ/作詞:根本要 作曲:根本要
負のモードに入ってしまうと自分にとって都合のいい話以外は聞きたくなくなるものです。
誰かに褒められたい、認めてもらいたいというような承認欲求が強くなっているのでしょう。
自分に自信が無くなっている様子が読み取れます。
他人と比べて「この子より自分の方が上」と思えることで安心するのでしょう。
ただ他人と比べることは何の解決にもなりません。
答えを求めて
終わりにしよう
はっきりしようぜ ためらわず 気持ちよく眠るために
すっきりしようぜ 頼むから 出口のない日々
終わらせるために
出典: はっきりしようぜ/作詞:根本要 作曲:根本要
きちんと自分の中で“答え”を見つけようとしています。
自分のやりたい事、なりたいもの、夢や希望を持つことは自由です。
年齢なんて関係なく「やりたい」と思った時に動くのがベストなのではないでしょうか。
子供の頃は自分の描く夢が「無茶」だなんて考えもしません。
成長するにつれどうしても先に頭であれこれ考えてしまうようになります。
「誰かに何かを言われたらどうしよう」と人の目ばかり気にするようになっていくのです。
そうやって自分を閉じ込めてきたのは紛れもなく自分自身なのでしょう。
何か理由をつけて逃げることは楽ですが、ずっと足踏みしたままで現状を動かすことは出来ません。
自分の中で“答え”を導き出し、そこに向かおうと歩み始めたときこそ出口が見えて明るい光が射しこむのでしょう。
きっとそこには今まで見たことのなかった景色を見ることが出来るはず。
1つレベルアップした自分がそこには居るでしょう。
自分を信じて
叫んでみようぜ 恐れずに 誰になんと言われても
笑ってみようぜ とびきりの 笑顔見せてくれ
はっきりしようぜ わかるだろう 何となくじゃ終われない
すっきりしようぜ 心から 這いつくばっても
笑える日が来る
出典: はっきりしようぜ/作詞:根本要 作曲:根本要
自分をさらけ出すことが出来なかったのは、人の目を気にしていたからということが読み取れます。
人に言ったら馬鹿にされて後ろ指さされるのではないかと臆病になっていたのでしょう。
否定されて嬉しい人は誰もいないでしょう。
出来れば自分が自分で決めたことに対しては応援してほしいと思うものです。
しかし現実は甘くなく、ネガティブな声をかけてくる人もいるのでしょう。
そうやって周りの目や声ばかりを窺っていてはどんどん本来の自分を見失っていってしまいます。
大事なのは周りの人がどう思うかではなく、自分がどうしたくてどう動いていくのかです。
人を気にして閉じこもって何もしないより、自ら動いて世界を切り開いていく方が人生は楽しいはず。
失敗や後悔はきっと自分を成長させてくれる糧となるので恐れることはありません。
笑顔が多い人はとても魅力的に映るもの。
きっと何事も恐れず隠さず解き放つことで、より明るい未来になっていくと信じている様子が読み取れます。