音楽ユニット・キツネツキって誰?
2017年、話題の新人ユニット・キツネツキがデビューを果たしました!
……と、もったいぶるのはやめましょう。キツネツキとは、9mm Parabellum Bulletの2人によるユニットです。
菅原卓郎と滝善充のキツネツキは、2017年に神戸で開催された「ネコフェス」への出演を機に結成されました。
9mm Parabellum Bulletとしては、ドットマンズ、栄純の恩返しに次ぐ3組目のユニットですね。
2018年1月にはアニメ「キリングバイツ」のテーマ曲「ケダモノダモノ」を担当するなど、息が長いユニットです。
キツネツキの「てんぐです」
今回は、キツネツキが歌う「てんぐです」を取り上げます。
タイトルだけでもユニークさが伝わってきますが……やっぱり「天狗です」という意味なんでしょうか?
そしてこの「てんぐです」、MVがシュールすぎると話題になっているんです。
早速MVを見てみましょう。
「てんぐです」のMVはアニメ!
なぜ、「てんぐです」のMVはシュールなのでしょうか?
それはアニメだからです。
……といっても、「アニメだからシュール」って意味わかりませんよね?
アニメといえば、かわいかったり、かっこ良かったりするのが普通です。シュールって?
深く考える前に、実際のMVを見てください。
天狗が普通に暮らしてる?
まず画面に現れるのは、妖しく光る月ですね。「キツネツキ」というユニット名にぴったりです。
そして、東京らしい大都会を行き交う人々の姿。
……別にこの人たちはシュールじゃないですよ!作者の画風なので!!
なんとなく、しりあがり寿っぽい雰囲気だなと感じました!
実際の作者は、アニメスタジオ「Pmats9 studio」の代表・松丸翔です。
と言ってるそばから個性あふれまくりの人物が!というか人じゃないですね!天狗です!!
ああ、やっぱり「てんぐです」は「天狗です」という意味だったんですね。
天狗はなぜか電車に乗って移動していますが、周囲の人々は気にしていません。
これは他者に無関心で自己中心的な現代人を風刺しているのでしょうか……?(違う)
天狗の悲しい過去!?
でもこの天狗、好き好んで東京に出てきたわけではないようですね。
過去と思われるシーンが出てきますが、天狗は何者かに追われて必死に走っています!
生き物や妖怪の姿は見えず、霊魂のようなものが飛んでいますが、悪霊に山を追われたんでしょうか?
天狗には悲しい過去があり、仕方なく都会にやって来たようです。
天狗さん、リア充説。
と思いきや、普通に人間の女の子の彼氏になっちゃってるし……。
しかも結構人気があるみたいですね!彼女との待ち合わせ中に写真撮られたりしてます。
でも、充実した生活を送っているようで、どこか孤独を感じさせるんですよね、この天狗。
MVはまだまだ続きますが、YouTubeに公開されたショートバージョンはここまでです!
最後、牢に閉じ込められた太った女性?が登場しますが、何者なのでしょうか?
「てんぐです」の意味は歌詞を読めばわかる?
はい、確かに「てんぐです」のMVはシュールでした!意味がわかりません!
でも、「シュール」の一言で済ませてしまって良いのでしょうか?
「てんぐです」には、キツネツキからのメッセージが隠されているのではないでしょうか!?
そこで、最初の部分だけですが、「てんぐです」の歌詞を読んでみましょう。