2013年のデビューから5年目、ますます勢いが止まらないBTS(防弾少年団)。
人気の一つとして何度見ても飽きない素晴らしいダンスにありますね。
BTSのダンスを一言で言うなら、全員がピタッとそろって踊る「カル群舞」にあります。
「カル群舞」とは「刃物(カル)」で切れ味抜群のダンスを群れを成して踊ることで、K-POPアイドルが以前より行ってきている振り付けだそうです。
その中に目新しいアクロバティックな要素を入れているのがBTSのダンスです。
アクロバティックなダンス上手はこの3人♪
実はメンバー全員がダンス経験者というわけではなく、アイドルとしてデビューするために練習生時代からダンスを始めたメンバーもいます。
ヒップホップのラッパーを目指していたシュガやアールエム(旧愛称はラップモンスター)、俳優を考えていたジン、サックス奏者になったかもしれないブイです。
それに対し、ジェイホープ、ジミン、ジョングクは学生時代ダンス中心の生活を送ってきました。
そのためBTSのMVやステージの見せ場としてさらにハードなダンスが求められています。
BTSの全員が見事にそろったシンクロダンスのほかに、見せ場の部分ではこの3人がとても活躍しています。
ダンスのリーダー!ジェイホープ
出身の光州(クァンジュ)はダンサーが多く、ジェイホープも「PLUG IN MUSIC ACADEMY」というダンススクールに所属し地元ではダンスが上手いことで評判だったそうです。
そこでBTSの事務所となったBigHitエンターテイメントのダンスオーディションが開かれました。カメラ撮影のオーディションでしたが、休憩中も休まずダンスを練習していたジェイホープに感心して合格したようです。
練習生時代はボーカルもやっていたが、ラッパーも必要ということで練習したようです。いずれにしても、早くから自分の好きなことを見つけ才能を伸ばしていったと言えます。
ジェイホープは振り付けの先生からの信頼も厚く、メンバーたちがダンスの練習をするとき精神的な支えとなっています。
BTSのダンスにひと際華を添えているのが彼なんです。
普段は陽気で人を笑わすことが多いジェイホープですが、ダンスの練習の時はコワいというメンバーたちは言っています。
力強い舞踏とセクシーなダンスで悩殺するジミン
ジミンも中学からダンスを習い始め、釜山(プサン)の芸術高校に首席で入学したほどの優等生。
先生から進められて釜山でのBigHitの公開オーディションを受け、合格しました。
練習生として頑張っていましたが、BTSのメンバーとして決定したのは一番最後でした。
そのため、遅れを取り戻すのに睡眠時間3時間でデビューまで頑張ったそうです。優しそうな感じですが結構努力家ですね。
ジミンは高校在学中にマーシャルアーツも学びました。
マーシャルアーツとは空手などの型の部門に楽曲を付けた芸術的な競技だそうです。アクロバット技を「トリッキング」と呼ぶそうです。
セクシーなだけでなく、ワイルドな技ができるのもジミンの魅力です。
何でも踊れてしまう黄金マンネのジョングク
ジョングクはK-POPグループ「BIGBANG」のG-Dragonに憧れていて、アイドルを目指していました。運動能力に優れスポーツ万能だったそうです。
スーパースターKオーディションを受け予選で落ちてしまったにもかかわらず、大手を含む7つの事務所からスカウトがありました。
BigHitに見学に行った際、ラップを歌っていたアールエムに惹かれて事務所に入り、デビュー当初はまだ15歳でした。
しかし練習生時にダンスに感情がないと言われ、2012年振付師のソン・ソンドゥク氏と共に約1か月間アメリカへのダンス留学しています。
そこでダンスの奥深さに目覚めたジョングクがダンスの道に行こうとしたのを、ジミンが説得して引き止めたそうです。
顔はかわいいのに筋肉がすごく、たくましい感じです。
「3J」ダンスユニット
ダンスが得意な3人は「3J」としてユニットを組んでパフォーマンスすることも。本当にダンスが好きなんですね。
練習している時にうらやましそうなメンバーの姿がありますね。