スカパラの花形!ホーンセクション
スカパラの魅力は何と言っても、迫力のあるホーンセクション!
全員がずっとやっていたという訳ではなく様々な理由の元に現在の担当楽器となった逸話などもご紹介します。
谷中敦(Baritone sax)
谷中敦(やなか あつし、1966年12月25日):バリトンサックス 東京都出身。A型。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/谷中敦
ダンディな雰囲気でスカパラの作詞以外にも作詞を提供したり、最近では映画やドラマに俳優としても出演している人気フロントマン。
ボーカルシリーズのゲストなど、芸能界に幅広い交流でスカパラの認知度にも大きく貢献しています。
谷中さんはベース川上さん、キーボードの沖さんと高校生からの同級生。
スカパラ結成のために楽器未経験であったにも関わらず50万円でバリトンサックスを購入したという逸話があります。
古くからスカパラを知っている方には、長髪ぎみで大きなグラサンを着用した2枚目というイメージの時代もご存知でしょう。
いつの間にか短髪、ヒゲのワイルドな男前にイメチェンしたため過去のビデオから見つけ出せない最近のファンも少なくないようです。
短髪にしてからその存在を大きく発揮して、今や完全にスカパラの"顔"的存在となっています。
スカパラに憧れて、バンドをやりたくなったら「谷中さんだってスカパラから楽器を始めたんだ」と思って頑張って挑戦してみましょう!
GAMO(Tenor sax)
GAMO(ガモー、1965年1月26日):テナーサックス、ソプラノサックス北海道出身。B型。本名:蒲生俊貴(がもう としき)。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/東京スカパラダイスオーケストラ
初期からのメンバー、スカパラの名曲「火の玉ジャイブ」冒頭のMCやメンバー紹介の一言でファンを異常なほど盛り上げる陰の人気者。
メンバーからの信頼も厚く、酒豪だった頃の谷中さんの介抱役だったり世話好きな面もあります。
もともとはドラムだったのですが、フロントマンになりたくてジャズプレイヤーのソニー・ロリンズを見てテナー・サックスに決めたそうです。
作曲も多く手がけていて、ピアノなど鍵盤で基本はインスト曲を中心に制作。「口ずさめる」と思った曲を歌モノにするという形で作られているそうです。
テナー・サックスの職人的存在かと思いきや幅広い楽器をこなせる器用さを持つ頼もしい方です。
北原雅彦(Trombone)
北原雅彦(きたはら まさひこ、1961年9月7日):トロンボーン神奈川県出身。A型。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/東京スカパラダイスオーケストラ
ドレッド・ヘアーとヒゲがトレードマークの初期からのメンバー。
学生時代からブラスバンドに所属。加入前からジャズのプロミュージシャンで活躍してました。
にもかかわらず未だに練習をかかさない努力家で、GAMOさんからも「北原先生」と呼ばれるほど。
現在スカパラが所属しているソニー・ミュージック・エンターテイメントの名誉顧問でもあります。
趣味のサーフィンやレゲエの影響からドレッド・ヘアーと思いきや、スカパラ加入時にリーダーでヘアメイクだったASA-CHANGさんから「似合うはず」と言われて美容師を予約されて以来らしいです。
作曲を担当している楽曲にもジャズのニュアンスが強く、スカパラに渋いテイストをもたらしています。
その反面、ライブの動きは激しくスライド部のある長いトロンボーンの動きで圧巻のパフォーマンスで盛り上げてくれます!
NARGO(Trumpet)
NARGO(ナーゴ、1968年4月4日):トランペット東京都出身。A型。本名:名古屋君義(なごや きみよし)
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/東京スカパラダイスオーケストラ
大学のジャズ研時代の先輩である北原さんに誘われてスカパラに加入。スカパラでデビューの頃は「名古屋・ナーゴ・君義」でミドルネームでした。
トランペットソロを当時のメンバーの前で吹き、全員が感動して当時トランペットを兼任していたメンバーがトランペットを辞めたという逸話があります。
マイルス・デイビスに憧れて、小学生の頃からトランペットを吹いていたそうなのでうなずける話です。
ルックスが男前なメンバーの多いスカパラの中で、NARGOさんはMCもほとんどなく楽器のソロで存在を際立たしている"静かなイケメン"です。
"トーキョー・スカ"に欠かせない楽器陣!
ジャマイカの民族音楽とジャズの融合である"SKA"。通常はホーンやリズムが主役なのですが、スカパラのサウンドはこの2人の活躍なくして成り立ちません!