中野雅之(BOOM BOOM SATELLITES)プロデュース!
4ピースガールズバンドの「ねごと」といえば、デビュー曲「カロン」の印象が強い人が多いかも。
オルタナティブでファンタジックな要素を含みつつ、王道のポップロックというイメージでした。
久しぶりに「サタデーナイト」でねごとの楽曲を聴いた人は、ちょっぴり驚いたのでは?
「いつのまにこんなにエレクトロポップなバンドになっていたの?」と。
澤村小夜子さんのドラムが激ウマで、4人ともカワイイところは変わっていません。
作詞・作曲はボーカル&キーボードの蒼山幸子さんで、編曲はねごとです。
違うのは編曲にBOOM BOOM SATELLITES(ブンブンサテライツ)の中野雅之さんが加わっている点。
というか、ブンサテの中野雅之さんはサウンドプロデュースを務めているんですね。
ブンブンサテライツって?
ブンブンサテライツ略してブンサテが活動していたのは、1990年から2017年まで。
ギターボーカルの川島道行さんとベース&プログラミングの中野雅之さん2人組のバンドでした。
川島道行さんは女優・須藤理彩さんのダンナ様。2016年10月に脳腫瘍で亡くなっています。
それでも中野雅之さんはブンブンサテライツとしてプロデュースなどをしていくとのこと。
ねごとのエレクトロニカ色が強くなったのは、ブンサテ中野雅之さんの仕業というわけですね。
アルバム「SOAK」の収録曲
「サタデーナイト」は2017年12月に発売された、ねごと5枚目のアルバム「SOAK」の収録曲。
スピッツのカバー「空も飛べるはず」やシングル「DANCER IN THE HANABIRA」も収録されています。
この「DANCER IN THE HANABIRA」もプロデュースしたのはブンサテ中野雅之さんです。
益子樹(ROVO)も参加
アルバム「SOAK」には、「moon child 」などROVOの益子樹さんがプロデュースした楽曲もアリ。
ROVOはシンセサイザーの益子樹さんのほか、ツインドラムによる人力トランスが特徴的です。
中心人物は、元BOREDOMS(ボアダムス)の山本精一さんとバイオリンの勝井祐二さん。
そんなROVOの益子樹さんが加わったことも、ねごとの変化に拍車をかけたと言えるでしょう。
ちなみにSOAK(ソーク)とは「ずぶぬれ」とか「びしょびしょになる」といった意味です。
サウンドの波にずぶずぶハマるようなアルバム……ということでしょうか。
ブンサテ中野雅之さんとROVO益子樹さんは、ねごと4枚目のアルバム「ETERNALBEAT」から参加。
このあたりから、ねごとが進化しようとしていることがわかります。
「サタデーナイト」のライブ映像が公開!
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歌詞&MV解説!美しい映像で別世界へ
痛みへの決別
バイバイ世界
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大体そう呟いたって
終わりがない 想いばかり
出典: サタデーナイト/作詞:Sachiko Aoyama 作曲:Sachiko Aoyama