矢沢永吉【チャイナタウン】
次にご紹介するのは1977年にリリースされた矢沢永吉の楽曲【チャイナタウン】です。
泰葉の作品とタイトルが少しだけかぶっています。
しかし、歌っている内容は別物。
矢沢永吉はデビューする前に歌手を目指して、広島から東京へと単身での上京を計画。
実はその途中で横浜におりたち、そこで音楽活動をしていたそうです。
音楽での収入がまだ得られない時、彼は横浜中華街でアルバイトをしていました。
その時の思い出が描かれているのがこの作品なのです。
観光客として中華街を描いた泰葉。
そこで働く人の目線で中華街を描いた矢沢永吉。
二人の作品の違いを考えてみると面白いかもしれません。
【チャイナタウン/矢沢永吉】歌詞を聴くだけで心はあの時代へ…初出は3rdアルバム『ドアを開けろ』 - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
矢沢永吉の隠れた名曲として知られる「チャイナタウン」。青春時代の淡い思い出と、横浜の風景が蘇る歌詞の世界に迫ります。
ジュディ・オング【魅せられて】
最後にご紹介するのは、ジュディ・オングの楽曲【魅せられて】です。
この楽曲は1979年にリリースされ、123.5万枚の売上をもつ大ヒット曲。
彼女は台湾生まれの日本人で、歌手としてだけではなく女優としても活躍していました。
そんな彼女の【魅せられて】は歌謡曲ですが、どこか異国情緒を感じさせるのです。
海を女になぞらえ、美しいエーゲ海をイメージして作られている作品。
「女とはどんな生き物なのか?」
そんな疑問を持っている方はこの楽曲を一度聴いてみましょう。
二面性を持つ女性の性質にきっと魅せられるはずです。
ジュディ・オング【魅せられて】歌詞を解説!"女は海"に込められた意味とは?女心を巧みに歌い上げた名曲 - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
ギリシャ神話に登場する女神のような衣装が印象的だったジュディ・オング。美貌の才女が歌う異国情緒あふれる名曲の歌詞を解説します。
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