「それでも、君は走り続ける」のスペシャルムービーを公開!感動のその内容とは?
2018年12月17日、BLUE ENCOUNT(以下ブルエン)の新曲「それでも、君は走り続ける」のスペシャルムービーがYoutubeにて公開されましたね!
この曲は11月21日にリリースされたニューシングル「FREEDOM」のカップリングナンバーとして収録されたもの。
同時にFM802のランニングサークル、FUNKY JOGGERZのマラソン応援ソングとして作られた楽曲でもあります。
なるほど、まさにといったタイトルが付けられていますよね。
そしてブルエンが応援ソングを作ったというのも、ただFUNKY JOGGERZを応援したかったという理由だけではありません。
FUNKY JOGGERZの一員としてベースの辻村がマラソンを走った!
そう、11月25日に行われた第8回大阪マラソンにFUNKY JOGGERZの一員としてブルエンのベーシスト、辻村勇太が参加したのです!
彼の参加が決定したことをきっかけに、ブルエンも参加者たちの背中を押すべく応援ソングを書き下ろしたというわけですね。
そして今回公開されたスペシャルムービーは、辻村がマラソンを完走するまでを追ったドキュメンタリーになっているのです。
普段ステージで見せるのとはまた違った彼の一面を垣間見れるということで、ファン必見のこの映像。
彼が走る姿とその背中を押す「それでも、君は走り続ける」の楽曲が重なり、心に響く内容となっていますよ。
ランニングへの想いを語る辻村
思い返せば、10年ぐらいは一人でランニングを続けて来たのではないかと冒頭部分で語る辻村。
彼はメンバーの中でもかなり運動神経が良いという評判があるので、元々身体を動かすことは好きなのでしょうね。
とは言え例え趣味のような感じであったとしても、10年も一つのことをやり続けるというのはそう簡単なことではありません。
「自分が唯一続けてこれたのは音楽とランニング」そう話す辻村もどこか誇らしげに見えますね。
そんな冒頭部分を終え、次のシーンではAメロの歌い出し部分とランナーたちが一斉に走り出す場面が重なります。
ここから、歌詞を引用しながら映像の内容を追っていくことにしましょう。
それぞれの想いが交錯するアスファルトの海
アスファルトの海を蹴り
小刻みに揺れる景色
心臓の高鳴りの赴くまま行く
出典: それでも、君は走り続ける/作詞:田邊駿一 作曲:田邊駿一
その日、ランナーが走るためだけに用意されたその道を「アスファルトの海」と表現しているのが粋ですね。
マラソンは己との戦い。走りを妨げるものなど存在しないのです。
映されるのは歌詞に合わせるように力強くアスファルトを蹴る辻村の足元。
ここでいう小刻みに揺れている景色は大勢のランナーの背中でした。
それぞれに想いを持って参加しているということを思うと、その光景がとても美しいものに見えてきます。
たくさん練習を積み上げて来た…でも不安もある
積み上げてきた自信と野心
不安の渦 疑心と化し
もうダメか? まだやるか?
自問自責した
出典: それでも、君は走り続ける/作詞:田邊駿一 作曲:田邊駿一
マラソンにしても、42.195キロを走るというのはいきなり出来るものではありません。
ランナーたちは練習を積み重ねて来た結果、その舞台に立っているのです。
そして練習を重ねていけば、ただ走り切るだけでなくもっと早く、もっと早くという野心が生まれてきます。
実際にマラソンを走る当日にもなると、当然そうした自信や野心以外の気持ちだって顔を覗かせるでしょう。
「たくさん練習してきたけど、いつもと違う道でも自分は走れるのか」
「途中で体調を崩してしまったらどうしよう」
もちろんこういった気持ちはマラソンに限ったことではありません。
何かに挑戦するときというのは、こういった気持ちのせめぎ合いが必ずあるものではないでしょうか。
音楽にしたって同じこと。だからブルエンはその気持ちを歌うことが出来るのです。
ゴールに辿り着くことだけが目的なのか?
辻村が走る理由はなんなのか
「ゴール たどり着く それでゴールか?」
弱さ 時として向かい風に変わるけど
出典: それでも、君は走り続ける/作詞:田邊駿一 作曲:田邊駿一