「キットカナウ」の歌詞に元気をもらえる!
夢のために頑張るのは、とても勇気のいること。あきらめたくなるときもあるでしょう。
そんなときにおすすめしたいのが、miwaさんの「キットカナウ」。
夢を追いかける痛みや、それでも前を向く強さに共感できる歌詞が魅力です。
特に受験生は「キットカナウ」の歌詞に元気をもらえるはず!
受験生のためにつくられた「キットカナウ」
miwaさんの「キットカナウ」は、受験生のためにつくられた曲。
実は「キットカット」とコラボした受験生応援プロジェクトのテーマ曲だったんです。
「キットカット」とコラボ!
受験シーズンになると、スーパーやコンビニなどでよく見かけるのが、ゲン担ぎお菓子。
中でも「キットカット」は有名かと思います。
商品名が「きっと勝つ」と似ていることから受験生の間で広まり、ゲン担ぎの定番アイテムとなりました。
私も受験前に、応援メッセージの書かれた「キットカット」をもらったことを思い出します。
今では受験生ではなくても、誰もが知っている「キットカット」のゲン担ぎ。
さらに「キットカット」は、毎年アーティストとコラボして受験生応援ソングをつくっています。
2013年末から2014年にかけてコラボしたアーティストはmiwaさん。
そしてつくられたのが「キットカナウ」なのです。
タイトルがすべてカタカナになっていて、「キットカット」と似ていますね。
miwaさんは「キットカナウ」をつくるにあたって、自分が受験生だったときのことを思い出したそうです。
受験生と同じ目線に立ち、受験生の背中を押したいと考えながら歌詞を書いたとのこと。
miwaさんも大学受験を経験し、大学在学中に歌手デビューを果たしています。
受験生にとってmiwaさんは、まさに夢を叶えた先輩。
そんな先輩からのエールに励まされるはずです!
夢のために選んだ別れ
miwaさんが受験生だったときの気持ちを思い出してつくったという「キットカナウ」。
どんな歌詞になっているのか見ていきましょう!
悲しい別れなんかじゃない
一番わかってくれて なんでも打ち明けられた
君がいたからどこまでも頑張れた
どれだけ夢近づけた その分だけ迫る別れの時間
悲しいことなんかじゃない
出典: キットカナウ/作詞:miwa 作曲:miwa/NAOKI-T
受験とは、夢を叶えるための試練。
その先には未来への道が待っていますが、同時に友だちとの別れも待っています。
学校でいつも一緒にいて、なんでも相談に乗ってくれた頼りになる友だち。
しかし卒業してもずっと同じ場所にいられるわけではありません。志望校が同じとは限らないのです。
自分に夢があるように、友だちにも夢があります。
受験に向けて勉強すればするほど、夢に近づけば近づくほど、友だちとの別れが迫ってきます。
別れ、と聞くと悲しいイメージを持つかもしれません。
しかしmiwaさんは「悲しいことなんかじゃない」と歌っています。
夢に近づくための、別れという痛み。
それを悲しむのではなく、未来への扉のように受け入れよう。
そんな前向きなメッセージが伝わってくるように思えます。
空はつながっているから
同じ空見上げてる
それだけで少し強くなれる気がしたの
出典: キットカナウ/作詞:miwa 作曲:miwa/NAOKI-T
離れた場所にいても、空はつながっています。
地球上にいる限り、私たちはみんな「同じ空」を見上げているのです。
もし受験会場が友だちと違っていても大丈夫。
自分と同じように、友だちも「同じ空」を見ているはずだから。
そう考えると、勇気が湧いてくる気がします。
短い歌詞にも、受験生へのエールがあふれていますね。