「キットカナウ」のサビには、自分を信じて前を向く姿が描かれています。
受験を経験した人は、きっと受験当日のことを思い出して共感できるはずです!
受験当日を思い出す歌詞
ゼッタイゼッタイできるんだって思いたい
ずっとこれまでやってきたじゃない
あの日の願い 思い出すもう一回 勇気に変わるから
どんなにどんなに苦しくたってあきらめない
無理じゃないよね キットカナウ
桜咲く季節また会おうね
出典: キットカナウ/作詞:miwa 作曲:miwa/NAOKI-T
いよいよ受験の当日。
どれだけ勉強しても、会場で不安になることはあると思います。
そんなとき、どんな風に自分を励ましてあげられるでしょうか。
その答えは参考書を開いても見つかりません。
今まで頑張ってきた自分を信じて「ゼッタイできるんだ」と鼓舞する。
頑張ってきた理由である、叶えたい「願い」を思い出す。
こうすることで、受験前の自分に勇気を与えることができるのではないでしょうか。
「キットカナウ」の歌詞には、そんな自分へエールを送る受験生が描かれています。
そして「桜咲く季節」に志望校へ通う自分をイメージして、未来の自分に「また会おうね」と声をかける。
受験が終わり、会場を後にする前の受験生の姿も描かれているのです。
前を向けば「キットカナウ」
「キットカナウ」の2番の歌詞からは、「君」への感謝の気持ちが伝わってきます。
一緒に受験を頑張ってきた「君」との絆に注目です!
くじけそうなときもそばにいてくれた
もうダメってくじけそうで
何のためって嫌になっても
君がいたからどこまでも頑張れた
どれだけ力になれた
数えきれないありがとうの気持ち
君にちゃんと伝えたいよ
ふと空見上げれば 変わらない景色
いつも見守ってくれるの
出典: キットカナウ/作詞:miwa 作曲:miwa/NAOKI-T
受験勉強が苦しい時も、一緒に頑張ってきた友だちの「君」。
「君」に対する感謝の気持ちが、歌詞から伝わってきます。
受験勉強は、決して孤独なものではありません。
友だちとわからないところを教え合ったり、たまには愚痴を言いあったり。
ときには友だちの方が成績が良くて、悔しい思いをすることもあるでしょう。
悔しく思うのは、友だちをライバルとして意識しているから。
ともに高め合う存在が、受験勉強ではとても大切なのです。
たとえ隣にいなくても、どこかで「君」も頑張っているはず。
「君」はいつでも見守っていてくれる。
「キットカナウ」の主人公はそう感じています。
日ごろから感謝の気持ちを抱いていても、直接伝えるのは恥ずかしいものです。
それでもちゃんと感謝を伝えたい、と考えている主人公。
このあと主人公は「キットカット」のパッケージに感謝の気持ちを書いたのかな、と想像してしまいます。
夢は「キットカナウ」
何度も何度も流した涙は無駄じゃない
一歩また一歩近づけたじゃない
どんなときも自分にだけは負けたくないんだから
いっぱい悩んでいっぱい迷ってきたけど
待っているよね キットカナウ
笑顔咲く季節もうすぐだね
出典: キットカナウ/作詞:miwa 作曲:miwa/NAOKI-T
受験勉強がつらくて、思うように成果が出ないのが悔しくて。
そんな理由で涙を流したことはありませんか?
夢を追いかけるうえで、こうした痛みからは逃げることができません。
本気で立ち向かっている人ほど、何度も涙しながら進んでいくのです。
うまくいかなくても、行動すれば「一歩また一歩」夢に近づくことができるはず。
昨日の自分よりも先へ進む。そう信じて頑張ってきたのです。
だからこそ、夢は「キットカナウ」。
つらい受験という時期を乗り越えて、笑顔になれる季節がすぐそこに待っているはずです。
いつまでも変わらない絆
嬉しい事 つらい事 君と出会えて
本当によかった ひとりじゃなかった
過ぎた日々がいつか色あせても
出典: キットカナウ/作詞:miwa 作曲:miwa/NAOKI-T
このパートには、受験が終わった後の主人公の気持ちがつづられていると思います。
学生時代の「君」との時間を思い出している主人公。
どんなときも「ひとりじゃなかった」のは、「君」がいてくれたおかげ。
写真が色あせていくように思い出が過去のものになっても、君と過ごした時間の価値は変わらない。
主人公と「君」の絆を感じる歌詞です。
「キットカナウ」はこのあと、1番のサビをもう一度くり返します。
「ゼッタイできる」、「あきらめない」という歌詞が、これから受験に向かう人の背中を力強く押してくれるはず。
受験に限らず、何かに挑戦するときの応援歌として何度も聴きたくなりますね。