日本のロック史に不可欠な存在「REBECCA」
80年代突如として現れ、旋風を巻き起こしたREBECCA。
大ヒット曲「フレンズ」を皮切りに、次々とヒット曲をリリースしてきたREBECCAですが、彼らの登場によって、日本のロック史が大きく動き出したことは間違いありません。
(実は、私が初めて買ったレコードは、『REBECCA IV 〜Maybe Tomorrow〜』です・・・)
今回はそんなREBECCAのヒット作「RASPBERRY DREAM」の歌詞について解説してみました。
今も全く色褪せないREBECCAの楽曲クオリティを、皆さんに是非知っていただきたいです!!
REBECCAってどんなバンドだったの?
ロックバンドREBECCAはこんなに凄かった!
REBECCAは1984年にデビューしました。
初期のREBECCAのサウンドはロックテイストが強く、ボーカルNOKKOの高音ハスキーで力強い歌声はすぐさま話題になりました。
その後初期リーダーを務めていた木暮武彦(ex. RED WARRIORS)が脱退、キーボーディストの土橋安騎夫が加入したところから、REBECCAの音楽性が大きく変化していきます。
アメリカのポピュラーソングをベースにしたサウンドがNOKKOの個性的なボーカルスタイルにピッタリハマり、NOKKOは唯一無二のボーカリストとなりました。
そして4thシングルの「フレンズ」は音楽史上に残る大ヒット。同年にリリースした4thアルバム『REBECCA IV 〜Maybe Tomorrow〜』はミリオンセラーとなったのです。
これは当時のロックバンドのアルバムとしては異例中の異例でした。
あっという間に頂点に上り詰めたREBECCAですが、1991年に突如解散をしてしまいます。
後に数回復活ライブを開催していて、2015年には再結成となりました。
女性ボーカルバンドはREBECCAから始まった?
それまでガールズバンドではなく、ボーカルのみ女性のバンドというのはあまりいなかったようです。
その後レベッカのブレイクをきっかけに、JUDY AND MARYやLINDBERG等、数多くの女性ボーカルバンドが誕生しました。
また、REBECCAのファンを公言しているアーティストや芸能人も数多くいるようです。
今活躍している数々の女性ボーカルバンドの走りが、REBECCAだったんですね。
REBECCAの現メンバーは?
NOKKO 1963年11月4日(54歳)埼玉県浦和市(現:さいたま市)出身 ボーカル
土橋安騎夫 1960年9月19日(57歳)東京都三鷹市出身 2代目リーダー キーボード
高橋教之 1959年12月10日(58歳)神奈川県出身 ベース プログラミング
小田原豊 1963年2月6日(55歳)埼玉県浦和市(現:さいたま市)出身 ドラムス(3代目)
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/レベッカ_(バンド)
REBECCAの名曲「RASPBERRY DREAM」
REBECCA初のCMタイアップ曲
今回紹介する「RASPBERRY DREAM」は、大ヒット作「フレンズ」の次にリリースされた5枚目のシングルです。
オリコンチャート最高位は第4位で、売上も「フレンズ」に次いで2番めにヒットした曲になりました。
また、REBECCAにとっては初のCMタイアップ曲だったんです。
それまでの日本の音楽にはなかったような、刺激的でオシャレなナンバーに、みんな夢中になりました。
「RASPBERRY DREAM」の歌詞を解説
それでは、REBECCAのヒット曲「RASPBERRY DREAM」の歌詞について、解説していきます。
今夜も月が見てるわ 鏡の前の Step and Step
Hipに磨きをかけて 野良猫夢見るの the Lucky Star
どうか 魅力を ください
見つめれば 凍りつくほど
出典: RASPBERRY DREAM/作詞: NOKKO 作曲: 土橋安騎夫
NOKKOの歌詞にはよく「月」が出てきます。
後の大ヒット曲に「MOON」という曲もありますよね。
そのせいか、REBECCAの曲はどうしても夜のイメージがあります。
そして、登場人物はちょっと悪くて、セクシーで魅力的になりたい女の子。