最後のサビの前に短い間奏が入ります。
間奏の後半でリズムが変わりますね。
まるで雨が降り雷鳴が轟くかのようなドラミングです。
このリズムはここだけしか出てこないので、これは雨降りの合図と判断して良いでしょう。
最後のサビの前で、雨が降るということです。
最後のサビは最初のサビと同じです。
「弱虫ぶら下げて」とありますが、これはどういう意味なのでしょうか?
おそらく、喧嘩した彼女に何も言えないまま、通りを歩いていることを意味しているのだと思います。
この表現も一般的には「弱音」ですとか「何も言えないまま」などの言葉になると思います。
しかしこの曲を作詞した氏原さんは違います。
この曲だけではなく、DOESの他の曲を聞けば一目瞭然。
根っからの詩人なんですね。
音の響きがサラッとしているようで、深く余韻を残す言葉。
氏原さんは、その言語能力が卓越していると思います。
この記事を見た方にオススメ!!
『孔子の唄』COCK ROACH
COCK ROACH(コックローチ)といえば、その独特な世界観で一世風靡したバンド。
ここで紹介する『孔子の唄』は、それが如実に表れている曲です。
イントロから炸裂する、琵琶のようなギターの音。
現代と古代が錯綜する、風刺の効いた歌詞。
筆者はこれを聴いた時、その世界観に衝撃を受けました。
2005年に惜しまれて解散したCOCK ROACH。
『桜雪』THE BACK HORN
THE BACK HORNも、先ほど紹介したCOCK ROACHと似た世界観を持っていたバンドです。
ここで紹介する曲は、インディーズ盤「風船」に収録されている『桜雪』。
シンプルなギターのカッティングと、絶妙なドラムのフィルイン。
そして文学的な歌詞。
DOESが好きな方はこの曲も好きになると思います。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
今回はアニメ『銀魂』のオープニング曲である『曇天』を紹介しました。
モノクロームの陰影がカッコイイPV。
二人の陰鬱な気分を、天候に例える文学的な歌詞。
どちらをとってもキレのある表現になっていると思います。
「OTOKAKE」ではDOESの記事を豊富に掲載しています。
下にリンクを貼っておきますので、そちらもご覧ください。
【バクチ・ダンサー/DOES】バクチの意味は○○って知ってた?『劇場版・銀魂』主題歌の歌詞を徹底解説 - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
「劇場版銀魂 新訳紅桜篇」の主題歌に起用された「バクチ・ダンサー」はDOES最大のヒット曲。ところでタイトルにある「バクチ」、どんな意味か分かりますか?カタカナ?漢字なの?歌詞を紐解けばその答えが見えてきますよ!
【KNOW KNOW KNOW/DOES】〇回目?!アニメ『銀魂』主題歌に起用♪前向きな歌詞を解説 - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
アニメ「銀魂」の世界観にぴったりとハマるDOESの楽曲は、これまで何度も「銀魂」とタイアップしています。今回はいくつかある曲のなかから「KNOW KNOW KNOW」について詳しく解説していきます♪
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