【BUMP OF CHICKEN】2019年版人気曲ランキングTOP10！知る人ぞ知る隠れた名曲も！

2018年7月23日発表、BUMP OF CHICKENの通算10作目の配信限定シングル。

前作「記念撮影」からおよそ1年後に発売されました。

2018年8月6日、オリコン週間デジタル・シングル・ランキング第1位（バンドにとって初めての栄冠）。

BUMP OF CHICKENのサウンドはコレだ！ という感じで余裕すら感じます。

往年の「ガラスのブルース」などの直情パンク路線から、よくここまで繊細な音楽に到達したなと想う次第。

未来への確信を秘めた歌詞が印象的です。

歌詞を見ていきましょう。

コーラス部分がリスナーの耳に残るはずです。

強気な歌詞でもあり、ユーモアを含む歌詞でもあり、そこかしこに成熟した表現固有の余裕を感じます。

BUMP OF CHICKENの歌詞は常にリスナーを鼓舞するよう。

背中を押してくれる頼もしさ。

ファンはそんなところを信頼しているのでしょう。

一貫して前へ前へと進んでゆくチカラを感じます。

2016年12月26日発表、BUMP OF CHICKENの通算7作目の配信限定シングル。

NHKアニメ「3月のライオン」のOPテーマ。

どのメロディー・ラインも覚えやすい名曲に仕上がりました。

全編を貫くキャッチーさがこの曲の持ち味でしょう。

物語の始まりに期待しながらテレビをつける視聴者にこれからのドラマの波乱を少しだけ教えるよう。

歌詞を見ていきましょう。

歌い出しから胸がすっと救われるような快感を得ます。

マジカルでファンタジックな言葉遣い。

しかしリアルの厳しさも忘れてはいない。

藤原基央の歌詞は高度に詩的です。

NHKアニメ「3月のライオン」はBUMP OF CHICKENの楽曲込みでとても丁寧な作りです。

予算と時間をかけて制作していることがうかがえます。

鬱屈してモノクロームな世界を生きていた主人公・桐山零が川本家の3姉妹に出会う。

途端に世界がカラフルに応答してその光を放つようになる。

「アンサー」は原作のあらすじを踏まえた歌詞でOPをもり立てます。

アニメともども忘れがたい作品です。

2017年5月1日発表、BUMP OF CHICKENの通算8作目の配信限定シングル。

事前の告知が一切ないまま突然のリリース。

しかし2時間後にはiTunes総合ランキング第1位に輝きました。

「Samsung Galaxy S8」のCMソングに抜擢された影響もあり大ヒットになります。

イントロの美しいギターの音色からリスナーは楽曲に惹き込まれます。

藤原基央の優しげなボーカルも丁寧で素晴らしいです。

BUMP OF CHICKENとしての活動の軌跡をまとめ上げたかのような歌詞。

この先も力強く前に進んでゆくことをファンに約束するような曲でもあります。

歌詞を見ていきましょう。

バンドはドラムがカウントを刻んで意識を研ぎ澄ませて一斉に音を出すもの。

特にBUMP OF CHICKENの初期の楽曲はそうした形跡がうかがえます。

BUMP OF CHICKENの音楽的源泉は多岐に渡ります。

中でも初期の作品に多大な影響を与えたのはグリーン・デイやニルヴァーナなどのUSオルタナティブ。

直情的でパンキッシュな作風に新しい時代のナイーブさを携えたアーティストの影響が大きいです。

偉大な先人たちを追い越すようにBUMP OF CHICKENは自分たちの楽曲を世に問うてきました。

サウンドの印象も少しずつ変化・成長して変わっていきます。

それでも「メンバー全員で音を出す」快感を忘れていません。

いつまで経っても若々しさを感じるサウンドや歌詞。

結成から20年を経てもこうした新鮮さを保ちつづけるのは一種の奇跡です。