「エキセントリック少年ボウイ」のテーマとは一体?!

エキセントリック少年ボウイオールスターズ【「エキセントリック少年ボウイ」のテーマ】歌詞の意味を解説!の画像

突如として現れた、「エキセントリック少年ボウイオールスターズ」。

今回はそんな未知数の楽曲、『「エキセントリック少年ボウイ」のテーマ』をご紹介いたします。

現在でもなお伝説として引き継がれている番組、『ダウンタウンのごっつええ感じ』。

ご存知の方も多いのではないでしょうか?

番組のコントから派生したかのような、滑稽で複雑な作品に仕上がっています。

聴く人からすると、いわば大人の悪ふざけともとれる楽曲なのです。

「エキセントリック少年ボウイ」のテーマを余すところなく解説!

エキセントリック少年ボウイオールスターズは、1997年に結成されました。

メンバーはダウンタウンの2人・今田耕司・東野幸治・板尾創路・ほんこん、です。

同時に、『「エキセントリック少年ボウイ」のテーマ』を発表しています。

この楽曲は概要のストーリーこそあるものの、本編は存在しません。

各々のキャラ設定のみで物語りは進行します。

しかも、各キャラそれぞれのテーマソングまで作りこむという徹底ぶりです。

中でも、シングルに挿入されている「ああエキセントリック少年ボウイ」は必聴でしょう。

『「エキセントリック少年ボウイ」のテーマ』の全貌を、示唆するアンサーソングなのです。

飛びに飛んだ奇奇怪怪な歌詞ながらも、どこか切なく感傷的な気持ちに陥ってしまいます...。

こちらの詳細は、記事最後の「おしまいに」で体感してください。

ではいよいよ本題の『「エキセントリック少年ボウイ」のテーマ』にいきましょう!

伝説の幕開け

地球を救うヒーロー登場!

エキセントリック少年ボウイオールスターズ【「エキセントリック少年ボウイ」のテーマ】歌詞の意味を解説!の画像

エキセントリック
エキセントリック
エキセントリック少年ボウイ

今日も地球が平和なのは
エキセントリック(少年!)ボウイがいるからさ

出典: 「エキセントリック少年ボウイ」のテーマ/作詞:松本人志 作曲:増田俊郎

唐突に飛び込んでくる、トリッキーなイントロです。

作詞を担当している、天才・松本人志の真骨頂といったところでしょうか。

舞台の出囃子かのごとく、煽られるように主人公が登場します。

これは壮大な宇宙の、とある「地球」という青く美しい星の物語なのです。

皆さんが日々難なく平穏に過ごせているのは、誰のおかげなのか?

そうです!正義のヒーロー、「少年ボウイ」が存在するからなのです。

「エキセントリック」で、かつファンタスティックな伝説がいよいよ幕開けします。

準備は万端

早いぜ 早すぎるぜ
エキセントリック号
装備も充実 うれしいな
仕置きの手段さ
OH! MY ボール!

出典: 「エキセントリック少年ボウイ」のテーマ/作詞:松本人志 作曲:増田俊郎

なにやら、とんでもなくイカつそうなマシンが現れます。

見た目や形そのものをどう想像しようとしても、思い浮かびません。

いわゆる、私たちがよく知る王道のヒーローが操るスーパーマシンでないことだけは確かです。

やはりその姿は決してカッコよくはなく、もちろんスタイリッシュでもないのでしょう。

非常時に、いちはやく現場へと駆けつけないといけないはずのヒーロー。

マシンは「速く」なくては成立しないのです。

主人公が乗り込むスーパーマシンの完成が、予定より早かっただけなのかもしれません。

ですが、備える武器は意外にもストックされているようです。

主人公が喜ぶ武装とは一体?

柔らかそうなボールが飛び出るかと思いきや、ゴロンと転がり出てくるのです!

何に対し攻撃を予想しているのか...。しかし、これで準備は完璧なのです。

仲間の集結

選ばれし勇者たち

呼べば答える腐れ縁
ただれた仲間だ
人畜無害の人材

「犬ドッグ!」
「ワォ~ン!」
「鳥バード!」
「ホロッホ~!」
「エテモンキー!」
「ウッキ~!」
「さあ、みんな行くぞ!」

出典: 「エキセントリック少年ボウイ」のテーマ/作詞:松本人志 作曲:増田俊郎

主人公には旧知の仲間がいるようです。

お願いすれば、皆はいつ何時でも馳せ参じます。

切っても切れない関係が、ただ惰性で続いているということなのでしょうか。

どうやら私たち人間や他の生き物に、危害を加える存在ではなさそうです。

なぜなら呼べばそれぞれ、独特とはいえしっかり返事をするのですから。

以心伝心、それぞれに緊急の集合をかける合言葉を発します。

3人?3匹?ともいうべき、子分のような主従関係のお供が集結するのです。

犬、鳥、猿。各々持ち前の掛け声で、決めポーズで元気いっぱい呼応しています。

それはまるで、昔話の「桃太郎」を連想させる面々の登場です。

お供たちは、純粋に喜んで付いて来たのでしょうか...。

幸か不幸か選ばれし者たちが勢揃いし、意気揚々と出発するのです。

いざ、地球の平和を脅かす敵が待ち構えている戦場へ!