改めまして、エレファントカシマシのご紹介
メンバー
宮本浩次(ボーカル・ギター)
石森敏行(ギター)
高緑成治(ベース)
冨永義之(ドラムス)
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AC%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%88%E3%82%AB%E3%82%B7%E3%83%9E%E3%82%B7
2017年はデビュー30周年を迎え、ベストアルバム『THE FIGHTING MAN』をリリースしています。
結成以来、なんと初めての47都道府県を行脚するツアーを敢行。
年末にはNHK紅白歌合戦でもエレカシを見ることができましたね。
余談ですが、TVで宮本さんを見かけると不思議な動きについつい目で追ってしまう自分がいます。(笑)
宮本さんの動きがなんだかツボなんでしょうね、わたくし。
なぜ『エレファントカシマシ』?
このネーミング、いったいどこからきたの?と思われる方も多いかもしれません。
どうも深い理由はないようです。
この「エレファントカシマシ」というバンド名は姉妹漫才トリオの「かしまし娘」(1956年に結成された伝説のお笑いトリオ)と、映画「エレファント・マン」が由来だそう。
音が気に入って、それ以上の深い意味はないとのことです。
考えに考え抜いたアイデアより、ふと思いついたものの方が神がかるということがありますが、まさにその例かもしれません。
あのrocking'on渋谷陽一が衝撃を受けたというエレカシデビュー
エレファントカシマシは1988年に『デーデ』でシングルデビューをしているのですが、その時の衝撃をのちに渋谷陽一が振り返っています。
渋谷陽一といえば、1972年に音楽誌『rockin’on』を創刊したことでも知られている株式会社ロッキング・オンの代表です。
その音楽評論家として名高い渋谷をうならせたというエレカシのデビュー。
その強烈な印象はサザンオールスターズの『勝手にシンドバッド』以来の衝撃だったといいます。
だいぶ丸くなりました
デビュー前後はエッジのきいたナイフ状態だったボーカルの宮本。
デビュー前のイベントに集まってくれたお客さんに対して「うるせぇ!」の暴言を吐く等、お客さんが困惑してしまうシーンもあったとか。
また、HOUND DOGにサインを求められた際も傍若無人なふるまいがあったそうで、とんがりまくり。
後日、HOUND DOGにはきちんと謝罪しにいったようで、現在の関係はもちろん良好です。
それにしてもこの頃に比べると、ナイフからまったく別のものになったと思うくらい、すっかり丸くなったという気がします。
ボーカル宮本浩次が織りなす社会の歪み
エレカシの楽曲は、その作詞作曲を担当しているボーカルの宮本浩次の世界観を強く反映しています。
宮本は本人が敬愛している作家、永井荷風の思想に基づいた歌詞を織り込んだり、ときに資本主義者社会に対する不信を楽曲にしたり、言うなれば「文学的社会派アーティスト」です。
その感受性の鋭さで社会の歪みを切りこんでいく楽曲は、エレカシだからこそと感服するファン多数です。
『あなたのやさしさをオレは何に例えよう』楽曲情報
リリース
『あなたのやさしさをオレは何に例えよう』は2002年4月17日にリリースされたエレファントカシマシ28枚目のシングルです。