ウルフルズはこんなバンド

『ウルフルズ/笑えれば』はタイトルとは裏腹に泣けすぎると話題!!歌詞&動画情報を紹介♪の画像

デビューから25年となると、結構なベテランです。若い世代の中には彼らの事は知らなくても「この曲、どこかで聞いたことある!」という方は多いのでは? 

そんな人のために、ウルフルズについてざっとご紹介します。

ウルフルズ略歴

結成年:1988年
出身地:大阪府
活動期間:1988-2009年、2014-現在
現在メンバー(現在):トータス松本(ボーカル・ギター・ハーモニカ)、ウルフルケイスケ(ギター・ボーカル・コーラス)、ジョン・B(ベース・コーラス)、サンコンJr.(ドラムス・コーラス)

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%95%E3%83%AB%E3%82%BA

やぶれかぶれ
ウルフルズ
Universal Music LLC

1988年当時、別バンドで活動していたウルフルケイスケが、セッション仲間のトータス松本を誘って結成されたバンドで、1990年にライブ東京へ進出します。

シングル1992年5月にリリースされた『やぶれかぶれ』。なんともイキったタイトルですね。

これ以降、1995年5月の7枚目のシングル『大阪ストラット・パートⅡ』までは地元大阪をベースとした楽曲が続きます。

大阪ストラット
ウルフルズ
EMIミュージック・ジャパン

特に『大阪ストラット・パートⅡ』は当時の時代の寵児(ちょうじ)だった大瀧詠一楽曲福生ストラット Part2』をカバーした代物。

「オリジナル曲の固有名詞→大阪ものに差し替え」というパロディとも思えるほどの手法に加えラップを大胆に挿入するなど、こちらも結構イキった楽曲に仕立てたのです。

もちろん、この7曲まではチャートにも浮上しないというありさまでした。

バンド名の由来は?

ところで気になりませんか?バンドウルフルズはその響きから英名で「Wolf」(おおかみ)くらい関わってるのかと思いきや、全く関係ありません。

バンドメンバーのウルフルケイスケの好きなレコードジャケットの帯文字に記載されていた紹介文のうち、「ソウルフル」の「ソ」で改行されて、「ウルフル」となっていた字面(じづら)を見て気に入ったというのがきっかけとか。

オフィシャルサイトの英名も「ULFULS」でした。これって本格的な英語発音だと何て読むのでしょうかね。

バンドのエポックメーキングとなった楽曲『ガッツだぜ!』

デビューから7年たった1995年12月にリリースした9枚目のシングル『ガッツだぜ!』

この直前に出した『SUN SUN SUN'95』がチャートランク96位となり、初の100位圏内に入ったときに全国区への初名乗りの兆しはあったというものの、『ガッツだぜ!』こそがまさにウルフルズを一躍スターダムへと押し上げた楽曲と言えます。

すでに世の中はバブルが崩壊し、日本経済は長い低迷期を走り始めているさなか。そんなとき、年末に届いたこの楽曲の力強さにはぐっとくるものがありました。

ガッツだぜ!!
ウルフルズ
EMIミュージック・ジャパン

ウルフルズのウルフルズたるゆえん、「ヤッサ」の開催

堅調なバンド活動の中、2000年には野外コンサート「ヤッサ」を開催します。

「ヤッサ」とは、2000年から2009年まで毎年大阪で行われていたウルフルズの野外コンサートのこと。

2000年のコンサートのキャッチコピーは「ビートルズがやってくる!ヤー!ヤー!ヤー!」をもじり、「ウルフルズがやって来る!ヤッサ!ヤッサ!ヤッサ!」でした。

それ以降、大阪で9月に開催される野外コンサートを「ヤッサ」と呼ぶように。

およそ23曲から30曲を歌い上げる、地元大阪で繰り広げられる野外コンサートは、とにかくメンバーもオーディエンスもはじけるのです。

ネット上では「ヤッサ」の事前レクチャーを請うオーディエンスもいるほど。とにかく熱く、ノンストップで楽曲が続くので、それはもう「ヤッサ」のかけ声通り、お祭り騒ぎなのでしょう。

活動休止