それをやるのが正しいとわかっていても、めんどくさいことはあります。

鍵を握るのはそのときにどう反応するかではないでしょうか。

どうせやるなら「これも好きなことに繋がっている」のような前向きな気持ちで挑みたいものですね。

背伸びした先には

Hey! sister
わたしはきみの味方だよ
背伸びした空は真っ青なブルー
My sister
強がって胸を張れ
お気に入りのラバーソウルで
今を楽しむのだ

出典: Sisters/作詞:RINA 作曲:MAMI

物事を乗り越えるために、ときには背伸びすることも必要です。

そういうとき、内心はすごく不安になるもの。

「背伸びした先には青空が広がってるよ!強がりを思いっきり楽しんでやれ!」

不安になったその姿に力強く語り掛ける声が描かれます。

優しく寄り添う歌詞が背中を押してくれますね。

その価値は唯一無二

大丈夫
世界中にただひとりだけ
きみの代わりなんて
本当に居ないんだよ

出典: Sisters/作詞:RINA 作曲:MAMI

世界中を探しても、自分と同じ人間は一人も存在しません。

それだけでその人の価値は唯一無二のもの。

他の人にないものを自分も必ず持っているんです。

自分に価値を感じられなくなってしまったときに、それを取り戻させてくれるようなこの歌詞

ただの励ましではありません。

その人が誰にもない魅力を持っているという、確信に基づいた励ましなのです。

映画「ひなぎく」からの影響

【Sisters/SCANDAL】歌詞の意味を解説!Sisterは誰のこと?背中を押してくれる応援歌の画像

ここまで「Sisters」の歌詞を見てきましたが、その内容は映画「ひなぎく」からの影響を受けたものだとか。

そう言われると内容が気になるところです。一体どんな映画なのでしょうか?

『ひなぎく』は、ヴェラ・ヒティロヴァ監督による1966年製作のチェコの映画である。マリエ1とマリエ2のふたりの姉妹が、映画を通して絶えずおかしないたずらをしかけ、それは彼女たちが生きている世界への反乱なのである。筋書きを追いかけるのはむつかしく、時代背景やチェコ語への深い理解のないかぎりは不可能である。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/ひなぎく_(映画)

なんとも不思議なストーリー。

それを自身の楽曲に落とし込むRINAの思慮深さが垣間見えるエピソードですね。

納得の行かないことに対して、それをいたずらで面白おかしく乗り越える姉妹。

確かに、憂鬱な現実をハッピーなものに塗り替えていこうという「Sisters」の歌詞に通じるものがありますね。

60年代の古い映画

しかもチェコ語という時点でとっつきにくいイメージを受けてしまいますが、日本での人気も実は高いんですよ。

姉御肌が垣間見える

【Sisters/SCANDAL】歌詞の意味を解説!Sisterは誰のこと?背中を押してくれる応援歌の画像

今回はSCANDALの「Sisters」を紹介しました。

楽曲のクオリティや、ジャケットのデザイン、MVに至るまでスペシャルな内容の1曲になっていましたね!

そして注目すべきはファンに向けられているであろう内容の歌詞。

メンバーにSisterなんて呼ばれたらファンはどれだけ嬉しいことでしょう。

SCANDALは悩める女子の味方。

そんな姉御肌な一面が垣間見える1曲でした!

SCANDALが好きな方はSilent Sirenなどもいかがでしょうか。

SCANDALが正統派なら、Silent Sirenはもう少し奇をてらったイメージ。

ポップで可愛らしい楽曲が魅力ですよ。

以下の記事も是非覗いてみてください。

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