2人の切ない関係を歌った1曲「下弦の月」
今回紹介するのは、切ない恋愛関係を歌った1曲。SCALDALの「下弦の月」です。
この曲は、2013年8月14日、彼女たちの16枚目のシングルとしてリリースされました。
「下弦の月」は、初回生産限定盤A、Bがそれぞれ発売され、Aにはパート別の教則DVD、Bには大阪城ホールLIVE「Wondeaful Tonight」番外編ドキュメントDVDが付属。
特に教則DVDが特典になっていることは興味深く、彼女たちのファンへのサービス精神が垣間見えますね!
5thアルバム「STANDARD」にも収録
この曲は2013年10月2日にリリースされた5thアルバム「STANDARD」にも収録されています。
このアルバムは、「下弦の月」と同年にリリースされた「会わないつもりの、元気でね」「OVER DRIVE」を含む13曲で構成された充実した内容となっています!
要チェックですね!
持ち前のヴォーカルワークが光る!
SCANDALの凄いところは、メンバー全員がヴォーカルを取れるところではないでしょうか?
「下弦の月」でももちろん、その持ち前のヴォーカルワークが発揮されています!
特に注目して頂きたいのはBメロ部分。
1番ではメインのヴォーカルギターを務めるHARUNAが、2番ではギターのMAMIがメインになって歌うことで、また違った雰囲気が演出されています。
楽曲自体ももちろん素晴らしく、怪しげなギターリフから展開されるメロ部分と、爽やかに歌い上げるサビとのコントラストが決め手の1曲となっています!
ファンにおすすめのスコア譜を紹介
SCANDALに憧れて楽器を始める人ももちろんいるでしょうね!
そんな人のために、おすすめのバンドスコアを紹介しておきます!
「下弦の月」単体のスコアも発売されていますが、今回はアルバム「STANDARD」のスコアをおすすめしたいと思います。
このバンドスコアには、楽譜だけではなく、メンバーからのアドバイスやインタビュー、更にはライブ写真なども掲載されています!
彼女たちに憧れる身としては、本人からのアドバイスが載っているのは何よりうれしい内容ではないでしょうか?
「下弦の月」の歌詞を独自解釈!
そもそも下弦の月って?
さて、ここからは「下弦の月」の歌詞を独自に解釈していきます!
その前に、そもそも下弦の月ってなんなのでしょう?
弦月は、月が半分になる半月のことを表します。
半月にも種類があって、それぞれ「下弦の月」「上弦の月」と呼ばれます。
2つの違いでわかりやすいものは、見える時間帯でしょう。
上弦の月は夕方に、下弦の月は、深夜に最も見えやすい半月です。
このことから深夜に昇る下弦の月が、歌詞によく使われることにも納得がいきますね!
上弦の月の運行は太陽に6時間遅れていて、12時にのぼり24時に沈む。そのため夕方や夜浅くに見やすい。下弦の月は6時間進んでいて、0時にのぼり12時に沈む。そのため深夜過ぎや未明に見やすい。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/弦月