【桜が咲く前に/きのこ帝国】MVに前作にも登場した○○が？！歌詞の意味を徹底解釈！コード譜あり♪

この曲は佐藤千亜紀さんが10年前の記憶を呼び起こして書いた詞とされており、その時の感情をストレートに表現していて、とてもわかりやすい歌詞内容になっています。

10年前に描いた夢、当時は「地元じゃ叶えられない」と思っていたんですね、そんな感情から上京を決意したというのが伝わってきます。

因みに佐藤千亜紀さんの地元は岩手県です。

桜が咲く前にここを出てゆくという歌詞ですが、実は岩手県は例年ゴールデンウィークあたりが花見シーズンだったりするらしいです。

つまり桜が咲く前というのは、季節は春だけど岩手県はまだ桜が咲いてない時期を表しているんですね。

それほどまでに季節のズレがあります。

地元岩手県から東京に上京すると決めてからの思い上がる気持ちはどんなものなのでしょうか?

もちろん期待もあると思いますが、確かなことなどない未来です。

きっと不安に思ったこともたくさんあると思います。

そして10年後の君というのはおそらく自分自身に当てたメッセージだと思います。

10年前に未来の自分にあてたメッセージ、それが10年後に曲になっているというのは感慨深いものがあると思います。

ここは単調なストロークでの引き語りが雰囲気が出ると思います。

曲全体が大人しい感じですが、ここはさらに大人しく弾くことで曲の雰囲気が出ると思います。

丁寧に綺麗に奏でることを意識することで曲の始まりに似合う音作りになると思います。

歌うときは「語りかけるように」歌うのがポイントです。

この曲は弾き語りがすごく映える曲ですので、意識してみると雰囲気が出ると思います。

この部分は思い出を思い返して語りかけています。

誰に語りかけているのか？を意識することで曲の雰囲気の出方が変わってきますね。

一緒に遊んだ思い出を歌詞にしているので、学生時代の同級生が思い浮かびますね。

お互いに夢や目標を語り合った親友と、思い出話をしたことを思い返して、サビに向けて徐々に力強く弾いて行くと一層曲の雰囲気が出ると思います。

ファンでなくてもミュージシャンなら是非とも引き語りしたい「桜が咲く前に」。

この曲はスローテンポなのでリズムキープに気をつけて弾くことがポイントです。

きのこ帝国のボーカルでもある佐藤千亜紀さんのボーカルの特徴として、あまり感情をむき出しで歌っていません。

ですがこの曲に対する深い想いを感じます。

気持ちを内に秘めて歌うことが佐藤千亜紀らしさを表現できるのではないかと思います。

いかがでしたでしょうか？

夢を持って生きていくことの大変さや辛さ、そして大切さを経験したからこそ佐藤千亜紀さんは桜が咲く前にを書き上げることができました。

10年という年月は振り返るには十分すぎる時間で、10年経たないと出せない答えというのもきっとあったと思います。

そんな色んな感情が入り混じっている桜が咲く前には、まさにきのこ帝国の名曲と言えると思います。

何か人生につまづいたり、立ち止まったりした時、一歩を踏み出す勇気が欲しい時に聞きたい曲ですね。

これからも様々な想いを等身大で表現してくれるきのこ帝国の活躍に期待大です！