ファンからの支持が高いGreen Light
名盤と呼び声高い「untiled」の中の1曲
「Green Light」は、嵐の16枚目のオリジナルアルバム「untitled」に収録されています。
デビュー18年目に発売されたこのアルバムは、今までにないチャレンジに満ちた作品です。
幅広い音楽ジャンルはもちろん、10分に及ぶ組曲やユニット曲も収録。
そのバラエティに富んだ楽曲構成は、ファンからも熱い支持を受けています。
その「untitled」の1曲目が、今回紹介する「Green Light」です。
強気の姿勢に隠された真意とは一体何でしょうか?
タイトルGreen Lightの意味とは
曲のタイトルとなっている「Green Light」は、和訳すると青信号や安全信号。
また、計画などを許可するという意味でも使用されています。
つまり、タイトルの「Green Light」は、目標に向かって前進する姿勢を表しているのです。
疾走感あふれる前奏が印象的な本楽曲は、前向きなメッセージソングと捉えることができます。
Green Lightの序盤の歌詞
トップアイドルである嵐を比喩するような歌詞
Can't stop this feeling
出典: Green Light/作詞:AKIRA,JUNE 作曲:Christofer Erixon,Josef Melin
目標に向けた強い信念を感じるこのワンフレーズ。
この部分から、周りに妨害されようが俺は前進するというような意思表示をくみ取ることができるのです。
冒頭から、すでにこの曲の攻めの姿勢が感じられますね。
見渡せば Nothing's in my sight 砂埃霞む Midtown
長い道のり刻んだ My life 目の前 照らす Green light
出典: Green Light/作詞:AKIRA,JUNE 作曲:Christofer Erixon,Josef Melin
「Nothing’s 」で始まる英語の和訳は「何もない」です。
そこから、曲のタイトルでもある「Green Light」に歌詞は繋がっていきます。
なぜこの曲の主人公の目の前には、何もないのか。
理由はおそらく、長い道のりを経て自身が頂点に上り詰めたからではないでしょうか。
主人公はその場所から自身の今の地位までの長い道のりを振り返っています。
そして、そんな主人公を「Green Light」、つまり青信号が照らしているのです。
さらなる高みを目指す攻めの姿勢が描かれる
このてっぺん まだまだ I'm the owner
蹴り上げた水面 It shows the crown
出典: Green Light/作詞:AKIRA,JUNE 作曲:Christofer Erixon,Josef Melin
1行目の和訳は「私がオーナーである」となります。
そして2行目の和訳は「王冠が見える」です。
つまり、トップの座をキープしているのは、まだまだ主人公だということを示しています。
これまで築いてきた地位への自信に満ち溢れている気持ちが感じられますね。
Get down everybody
見据えるよ New target
3 2 1 Get ready
出典: Green Light/作詞:AKIRA,JUNE 作曲:Christofer Erixon,Josef Melin
ここでの1行目の和訳は「みんなを見下ろす」という意味です。
そして2行目の和訳は「新しい獲物」です。
3行目は「さあ、いくぞ!」という、始まりの合図ですね。
つまり、トップの座を守りながらも、新しい目標に向かって走り出す主人公の姿が描かれているのです。
さらにフレーズの最後にある「さあ、いくぞ!」という歌詞。
この部分から、1行目は主人公を支える人々を指しているということがわかります。
すなわち、彼らにとってはファンを指しているのでしょう。