竹内唯人【 MIRAI 】歌詞の意味を解釈！虹色のcolorが表すものは？夢の街で掴み取るものに迫る

作り始めてからわずか1ヵ月程度で形になったという「MIRAI」。

竹内唯人と$HOR1 WINBOYの出会いを描いた楽曲とのことで、2人の仲の良さが伝わってきます。

常に前を向き、お互いの信じた音楽をひたすらに追いかけてきた2人。

時には周りに否定されたり、受け入れられなかったりしたこともあったはずです。

しかしそこで歩みを止めてしまえば、その先にあるものを掴むことはできません。

自分だけはどんな時も自分の味方でいてあげたい……。

そこに恐れやためらいは必要ないのです。

それはまるで、どこまでもまっすぐに続く信号のない1本道のよう。

誰にも邪魔されず、その日の気分次第で進んでいけばいいのです。

2人にとってお互いは、まさに「かけがえのない存在」に他なりません。

音楽に優れた人なら他にもたくさんいますが、この出会いがなければ今の自分はないのです。

運命的ともいえるこの出会いを経て、未来はより一層輝き出しました。

漠然と描いていた夢が、どんどんとカラフルな色を帯びていきます。

2人で作り出す未来に、周囲からの声は必要ありません。

たとえどんな言葉をかけられようと、2人が歩みを止めることはないのです。

その手を離さなければ、もう怖いものはない……。

その絆の強さは、まるで時代すらも越えていけそうなほど強固なものなのです。

意気揚々と歩み出したからといって、心が折れそうになる日がないわけではありません。

ふと涙がこぼれそうになった時は、ぐっと上を向いて耐えたいもの。

そこに広がっている真っ青な空を見れば、悩んでいたことなどちっぽけに見えてきます。

しかし、涙を流さないことが「強いこと」であるとは限りません。

潤んだ瞳で見上げた空は、きっといつも見る空よりも幻想的に映ることでしょう。

そして涙が枯れたその後は、まるで雨が上がったかのように虹がかかり、晴れ渡る空が見られるのです。

虹色の空は、きっと今まで見た空のどれよりも美しいもの。

その美しさを知っているだけで、泣いたことのない人よりも少しだけ強くなれる……。

そう思えば、この瞬間の涙も決して無駄なものではなくなります。

自分の思う歩幅で進んだ先には、誰も見たことのない景色が待っているのでしょう。

時に相方が歩みを止め、迷い悩むことになったとしても……。

その時は自分が手を差し伸べ、また肩を並べて歩けるようにすればいいだけです。

支え合った経験が増えるたびに、2人の絆は一層固くなっていくはず。

そうして到達した世界で、最初に声を上げる気持ち良さは、他の何にも変えられない貴重な経験となります。

なかなか伸び悩んでいる人にとって、自分に足りないものに気がつくのは難しいことです。

本曲の主人公にとっては、障壁となるのが「我儘とエゴ」のよう。

しかし、それに気がつくことができたならば、後は乗り越えるだけ。

頭の中で思い描いた通りに進めば、きっと理想の未来が訪れます。