【チャットモンチー/おすすめアルバムランキングTOP10】完結した今こそ振り返りたい名作の数々を厳選

2ピース編成となった前作「変身」から更なる変身を遂げた彼女たちは「男陣」と「乙女団」というサポートメンバーを迎え、様々な編成を使いこなすようになります。

音色も増え、さらに楽曲の深みも増した彼女たちの姿が目に浮かぶかのようなアルバムになっており、どこまで進化を続けるのかと未知の可能性まで感じさえする1枚に仕上がっています。

また、オリコンチャートでは最高8位を記録し、どんどんと変身を遂げていく彼女たちにファンもしっかり着いていく姿勢を感じる結果を残しました。

今回は、その中から2曲目に収録された「こころとあたま」を紹介します。

この楽曲は、2014年10月29日にリリースされたシングルに収録されています。

また、このシングルは両A面シングルになっており、もう1曲には同じくアルバムに収録された「いたちごっこ」が収録されています。

サポートメンバーを加えて初めてのシングルとなった本作は、オリコンチャートでは最高順位22位となっています。

これは久々のシングルであったことや、まだ音色が増えたことに慣れなかったことが理由として考えられます。

しかし、シンセサイザーの音はしっかりとスパイスになっており、チャットモンチーらしい疾走感のある楽曲に鮮やかな色彩を与えてくれています。

新しいチャットモンチーを感じる素晴らしい1曲ではないでしょうか。

続いて、第7位には2010年3月24日にリリースされた5枚目のアルバムにして初のカップリング・アルバムである「表情」がランクインしました。

収録曲は、カップリングコレクションということで大ボリュームになっています。

全19曲という大ボリュームにも関わらず、このアルバムにはもう1枚CDが付属しています。

それは、アコースティックバージョンにアレンジした楽曲を5曲収録した「横顔」です。

全24曲という壮大なスケールのアルバムは、コアなファンのみならずチャットモンチー初心者にとっても聴きやすい作品に仕上がっており、オリコン週間チャートでは5位という好成績を叩き出しました。

ここでは、その中から2曲目に収録された「湯気」を紹介します。

この楽曲は、2006年3月1日にリリースされた彼女たちの1枚目のシングルである「恋の煙」に収録されている楽曲です。

また、オリコンチャートでは34位と結果は振るいませんでしたが、楽曲の素晴らしさは初期から健在です。

初期衝動を詰め込んだような楽曲になっており、疾走感はもちろんチャットモンチーのかっこいい部分がサウンドにも構成にも表れた1曲になっています。

続いて、第6位には2006年7月5日にリリースされた1枚目のアルバムである「耳鳴り」がランクインしました。

収録曲は以下の通りです。

記念すべき彼女たちの初めてのフルアルバムであり、まさに初期を象徴する1枚になっています。

デビュー後にリリースされたシングル作品なども収録されたこともあり、多くの人が手に取ったことで、オリコン週間チャートでは10位という素晴らしい成績を残しています。

ここでは、その中から5曲目に収録された「どなる、でんわ、どしゃぶり」を紹介します。