彼女たちの楽曲の中でも少し異質なのが、この楽曲です。

ミドルテンポのロックですが、疾走感というよりは独特の焦燥感のようなものを胸に残す1曲になっており、鋭利な言葉で地味にえぐってくるような不思議な感覚に包まれます。

かっこいいや楽しいだけではない彼女たちの一面を感じることができる1曲になっています。

第5位「生命力」

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続いて、第5位には2007年10月24日にリリースされた2枚目のアルバムである「生命力」がランクインしました。

収録曲は以下の通りです。

1. 親知らず
2. Make Up! Make Up!
3. シャングリラ
4. 世界が終わる夜に
5. 手のなるほうへ
6. とび魚のバタフライ
7. 橙
8. 素直
9. 真夜中遊園地
10. 女子たちに明日はない
11. バスロマンス
12. モバイルワールド
13. ミカヅキ

出典: http://www.chatmonchy.com/disco/archive/?KSCL-1120

第6位に紹介した「耳鳴り」ととても迷ったというか、ほぼ同率と言っても過言ではないですが、やはりメジャーな楽曲が入っている分だけこちらのアルバムを第5位に選ばせてもらいました。

このように耳馴染みの良いキャッチーな楽曲数多く収録されていることもあってかオリコンチャートでは最高2位というさすがの結果を残しています。

今回は、その中でも特にキャッチーであり、3曲目に収録された「シャングリラ」を紹介します。

「シャングリラ」

この楽曲は、チャットモンチー初心者でも一度は聴いたことがある楽曲ではないでしょうか。

シングルリリースは2006年11月15日であり、3枚目のシングルとして世に送り出されました。

また、タイアップとしてアニメ「働きマン」のエンディングテーマやtvkの番組である「saku saku」の2006年11月度エンディングテーマに起用されるなど期待の高い1曲になりました。

そして、その期待にしっかりと応え、オリコン週間チャートでは6位を記録し、初のトップ10入りを果たしました。

誰が聴いても文句なしでポップでキャッチーなロックに仕上がっており、この曲をきっかけに爆発的な人気を博したと言っても過言ではないでしょう。

第4位「告白」

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続いて、第4位には2009年3月4日にリリースされた3枚目のアルバムである「告白」がランクインしました。

収録曲は以下の通りです。

1. 8cmのピンヒール
2. ヒラヒラヒラク秘密ノ扉(Album Mix)
3. 海から出た魚
4. 染まるよ
5. CAT WALK
6. 余談
7. ハイビスカスは冬に咲く
8. あいまいな感情
9. 長い目で見て
10. LOVE is SOUP
11. 風吹けば恋
12. Last Love Letter(Album ver.)
13. やさしさ

出典: https://www.amazon.co.jp/告白-チャットモンチー/dp/B001OAMV4S

このアルバムも、まさに彼女たちを象徴する1枚と言っても過言ではないでしょう。

これまでのアルバムはライブを意識したアルバムでしたが、ここでは聴き手一人一人を意識した制作に取り組んだそうです。

その意図はしっかりとリスナーにも伝わり、オリコン週間チャートでは2位という高記録を叩き出しました。

そんな彼女たちの成長も垣間見える中からは、4曲目に収録された「染まるよ」を紹介します。

「染まるよ」

この楽曲は、2008年11月5日にリリースされた9枚目のシングルです。

切ない女心を大人と子供の狭間の世代の心境で絶妙に描き、多くの人の共感を得ました。

オリコンチャートの最高順位は10位であり、哀愁の漂う日本語ロックバラードとして長く愛される素晴らしい1曲ではないでしょうか。

第3位「chatmonchy has come」

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