『WALK』はどんな楽曲?
2011年8月24日に発売された38枚目シングル『Sexy.Honey.Bunny!/タカラノイシ』通常盤の収録曲。
CDのジャケット写真は、鮮やかな衣装を着たメンバーが特徴的です。
2012年1月18日に『V6 live tour 2011 Sexy.Honey.Bunny!』のDVDも発売されました。
初回生産限定盤<WALK盤>は4枚組。
メンバーがそれぞれカメラを持って撮影したMUSIC VIDEOも収録され話題になりました。
また、各ツアー会場のMC集も収録されています。
会場に行けなかったファンも楽しめるようなバラエティに富んだ作品に仕上がっています。
さて今回は、収録曲の1つ『WALK』の歌詞を考察していきます。
過去から現在で変わったこと?
自分と向き合おうとしている
無我夢中で探していた 自分らしさとか生きる意味を
時に誰か傷つけながら その痛みを知る事もせずに
汚れてしまった心を洗濯 そんな風に出来たらいいのになぁ・・
ただ日だまりの中にポツんと 頼りない影が伸びてく午後
出典: WALK/作詞:Takuya Harada・Komei Kobayashi 作曲:Takuya Harada・川口進
自分がこの世に存在する価値とは...。
悩み出したらキリがないほどに悩んでしまうこと。
子ども時代の夢について問われたときに、はじめて「人生」について深く考えるのかもしれません。
大人になっても、人生の節目を経験するごとに「人生」と向き合う機会が増えていくでしょう。
「周りのみんなとは違う何か」「自分の魅力」「望むこと」
考えても考えても答えが出ない毎日。
大切な家族、友人に支えられている環境があるのに、未熟だからこそ相手を思いやることができない。
今ある幸せな環境に感謝しつつも、気づけば相手を苦しめてしまいます。
自分の嫌なところばかりが目についてしまい、そんな自分が嫌になっている様子です。
心の天気は?
いつも変わらずあたたかく見守ってくれる太陽。
そんな太陽によって、自分の存在が映し出されているのです。
太陽と自分の心の状態が対比になっていますね。
キラキラと明るい光であたたかく照らし続ける太陽。
一方、どんよりと晴れない自分の心。
心の状態は、くもりが続き雨が降り出すのでしょうか。
それとも、太陽が見えてくるのでしょうか。
歌詞の続きを見ていきましょう。
時間の経過
あの頃みたいな笑顔で、君に会えるかなぁ?
僕たち変わらずジョークを言えるかな?
右も左も分からずのままで踏み出した道の上どこまでも
ah照らしていたのはプライド
出典: WALK/作詞:Takuya Harada・Komei Kobayashi 作曲:Takuya Harada・川口進
「僕」と「君」の過去の記憶は、笑っていた印象が強いのでしょう。
悩みや苦しみがあったとしても、笑い合って乗り越えてきた仲なのでしょうか。
それとも、悩みや苦しみを抱えることなく、ただただぼんやりと人生を歩んできたのでしょうか。
お金で買えないものの1つに「時間」があります。
そんな限りある時間の中で、どんな経験をしてきたのか。
経験によって、何を感じて学んだのか。
さまざまな経験をすることで人は成長していきます。
未来のことは誰もわかりません。
何が起こるかわからない未来を心配しても仕方がありません。
先のことを深く考えずに一歩を踏み出してきた「僕たち」。
自信で満ち溢れているようです。
どんな道を選択しよう?
とことん悩んでみる
眠れずに見上げた空に光る
流れ星飽きもせずながめてた
振り返り立ち止まることもあるけど
明日(あす)だけを願っていればいい(yeah~)
笑い飛ばせるさ!何がおこっても僕ら
背中合わせで 信じたように歩めばいい
出典: WALK/作詞:Takuya Harada・Komei Kobayashi 作曲:Takuya Harada・川口進
小さい悩み、大きい悩み。
悩んでいると、何をしていても頭から離れなくなってしまうものです。
あれこれと考えているうちに、時間だけが経ってしまって朝になってしまうこともあるかもしれません。
頭の中、心は忙しく場面が切り替わりますが、意識だけは変わらずに夜空を見つめている様子です。
めったに見られることがない星の現象ですら何度も目に入ることから、長い時間が経過したことがわかります。