「空への手紙」(GReeeeN)は最も思い入れがあるHIDEが語った曲！？泣ける歌詞の意味を徹底解釈

本当はもっと生きていたかっただろうし、やりたいこともたくさんあったでしょう。

真っ直ぐに夢を追いかけているアナタの美しい姿は、今も褪せることなく胸の中で輝いている。

その姿を思い出す度、悲しくて切なくてどうしようもないけれど、アナタを思い出す度少しだけ救われるのかもしれません。

一つ一つの思いでを辿って、ここは一緒に来たな、ここではあんなことを語ったなと思い出す。

けれど横を見ても後ろを見ても、肝心のアナタがいない。

いつもと同じように見えて、アナタがいないという事実がよりわかってしまうのです。

しかし、気持ちの整理をつけるために、思いでの場所に行くことは有効なことです。

悲しい・寂しい・切ない気持ちを、少しずつでも整理する。

アナタの思いでと向き合うことは、前を向けている証拠でもあるんですね。

きっとアナタのことだから、旅に出た先でたくさん楽しいことを見つけられるでしょう。

そう信じたい、という気持ちも強いと思います。

天国でもアナタはきっと輝く美しい姿でいる、そう思えることが、自分の支えになるのです。

こうしてアナタが少しでも楽しく過ごしていたら良いなと思える頃には、自分も少しずつ前に進んでいけるようになります。

悲しい気持ちが消える訳ではありませんが、少しだけ心穏やかになっている様が書かれているのではないでしょうか。

最後のことは一生忘れないし、そのときのことはアナタに手紙が書けるようになるまで取っておこうかと思う。

いつか自分の気持ちを文字にすることができる日がきたら、そのときはたくさんのありがとうと、ごめんねも伝えられたら良いな。

私は泣いてばかりだけど、そんな姿もアナタは笑って見ていてくれる、そう思うだけで少し強くなれる。

月日が流れても変わらないことがたくさんあって、変わったことは私もちゃんと笑えるようになったこと。

アナタに心配をかけないように、私もこれからの人生を頑張ろう、そしていつか空への手紙を書こう。

HIDEが真面目に真っ直ぐに作った今作は、大切な人を亡くしたアナタと、自分たちのことが好きでいてくれたアナタに向けて書いた曲です。

GReeeeN史上一番思い入れが強い曲の歌詞は、涙なしでは見られません。

綺麗事でなく気持ちに真っ直ぐに書かれた歌詞は、たくさんの人の心を救ったことでしょう。

本当に辛くて辛くてどうしようもないときほど、「空への手紙」を聴いて泣くのも、一つの心の落ち着け方なのかもしれません。

ぜひたくさんの人に知って欲しい歌詞です。