Little Glee Monster「足跡」
Little Glee Monsterは2012年7月のデビュー以来絶えず前進を続け、今では根強い人気を誇っています。
彼女たちの魅力はその力強く美しい歌声にあるといえるでしょう。
今回はそんな彼女たちの魅力が詰まっている「足跡」の歌詞について解説していきます。
「足跡」はリトグリが2020年9月2日にリリースした16枚目のシングルです。
そしてこの楽曲では彼女たち自身で作詞をしました。
彼女たちの想いが詰まった楽曲だといえるでしょう。
今回はそこに焦点を当て、その魅力を紐解いていきます。
「足跡」のMVが公開中
Little Glee Monsterの孤高ともいえるその存在感が感じられるMVです。
それぞれのメンバーが気持ちを込めて歌を歌っているということが伝わってきます。
このMVを見ると私たちに真っ直ぐな想いを伝えようとするリトグリの姿勢に感銘を受けるでしょう。
まだ見ていない方は是非このMVをご覧になってみてください。
MVを見ればこれから解説する歌詞についても更に魅力を感じていただけるはずです。
過去の自分と対峙する主人公
いつかの自分へ
誰かに指をさされて
足を止め 陰に隠れた
あの頃の僕にもしも
会えるなら
出典: 足跡/作詞:Little Glee Monster 作曲:Koudai Iwatsubo,Carlos K.
まず冒頭の歌詞で主人公は、昔の自分に対して会いたいと歌っています。
そしてその昔の自分の状況についても説明されているのが分かるでしょう。
昔の主人公は誰かから批判されると進むことを諦めてしまっていた。
歩みを止めて隠れることで自分自身を守っていたのでしょう。
何を伝えられるのだろう
どんなことを伝えられる?
少しだけ先を歩く僕は
相変わらず今も
迷うけど
出典: 足跡/作詞:Little Glee Monster 作曲:Koudai Iwatsubo,Carlos K.
そしてそんな昔の自分に対して伝えられることはあるかどうか自問自答しています。
今よりも引っ込み思案だった昔の自分を救ってあげたいと思っているのでしょう。
しかし何かを伝えようとしても、今の主人公もその自分よりも明確に成長していると思えていない。
今でさえ選択を迷ったり、悩んだりしているということが歌詞からも分かります。
だから何が伝えられるのか分からずにいるのではないでしょうか。
無数の選択肢の中で
続く道
続いてく岐路
信じたその扉
小さな一歩で開いて
出典: 足跡/作詞:Little Glee Monster 作曲:Koudai Iwatsubo,Carlos K.
人生には選択の連続であるといわれることがあります。
そんな選択の中では何が正解であるのか分かりません。
正解かも分からない状態で選択することには覚悟が要ります。
自分が他の人が歩まないような道を歩いている場合には特にそうです。
しかしここでは自分を信じて1歩踏み出して欲しいと主人公はいっています。