ELLEGARDENの「Marry Me」を紹介
細美武士が率いるカリスマ的バンド、ELLEGARDEN。
音楽好きのみならず、数多くのアーティストにも影響を与えた存在です。
今回の記事では、そんなELLEGARDENの数ある楽曲から、「Marry Me」という曲を紹介します。
ついに復活したELLEGARDEN
2008年9月7日に新木場STUDIO COASTで行われたライブ以降、その活動を休止していました。
このニュースに、大勢の音楽ファンが狂喜乱舞したことは言うまでもありません!
リリースは2005年
「Marry Me」は、2005年にリリースされたELLEGARDENの4作目のアルバム『RIOT ON THE GRILL』に収録されています。
このアルバムは、インディーズチャートで1年以上も上位にランクインし続けたほか、当時のオリコンチャートで3位を記録するなど、ELLEGARDENの知名度を飛躍的に上げた1枚です。
「Marry Me」のほか、シングル表題曲「Missing」など、全10曲が収録されています。
明るい曲?いえいえ、実は…
「Marry Me」というタイトルを直訳すると「結婚してください」。
明るい曲調と合わさって、歌詞を気にせず聴いたときには、この曲は幸せ満開のウエディング・ソングに聞こえるかもしれません。
しかし実は、この曲は結婚の喜びを描いた歌でもなければ、プロポーズする男性の心境を切り取った歌でさえありません。
目の前で結婚式を挙げている女性に対して「僕と結婚してほしかったのに」と思っている、未練でいっぱいの心の中を表した曲なのです。
つまり、この曲のタイトルとなっている「Marry Me」は、口に出して言われた言葉ではなく、あくまで「僕」の心の中で呟いている言葉。
タイトルと曲調からは想像できないような女々しい曲ですが、そこがまた、共感を誘う理由の一つなのでしょう。
歌詞と和訳を紹介
舞台は結婚式
Somewhere closer I can hear the wedding bell
It's a fine day I am wearing a blue shirts like the sky
I am standing in the line while holding confetti
I see the girl of my dream is shining like the sun beside him
出典: Marry Me/作詞:細美武士 作曲:細美武士
Won't you marry me if I could be a rich boy
Won't you marry me if I could be very handsome
Won't you marry me if I could be a tall guy
Don't you marry him if I could be in the next life
出典: Marry Me/作詞:細美武士 作曲:細美武士
もし僕がお金持ちだったら、結婚してくれますか
もし僕がすっごくハンサムだったら、結婚してくれますか
もし僕の背が高かったなら、結婚してくれますか
もし生まれ変わったなら、彼と結婚せずにいてくれますか