NiziUのデビュー2ndシングル「Take a picture」とは?
両A面シングルでCMタイアップ
NiziUの全員が10代のうちに発表された最後のCD「Take a picture/Poppin' Shakin'」。
デビュー後2枚目のCDでありながら両A面シングルとなっており、なんと2曲ともCMタイアップです。
今回はそんな2ndシングルから、「Take a picture」に焦点を当てます。
MVと振り付けに注目!
MVの舞台は夜のテーマパーク。
写真を撮りながらはしゃぐNiziUメンバーは、見ているだけで元気をもらえます。
パフォーマンスのレベルの高さは言わずもがなですが、振り付けの親しみやすさも彼女たちの魅力です。
「縄跳びダンス」「ラビットダンス」に続き今回は「ナンバーダンス」を披露。
サビのOne, Two…のカウントに合わせて全身を使って数字を表現しています。
また、「写真」に関する振り付けのバリエーションにも注目。
親指と人差し指で写真のフレームを表現したり、「カシャッ」というエフェクトに合わせてポーズを取ったり。
加えて、スマホで自撮りをするような振り付けはイマドキっぽくて斬新です。
コカ・コーラのCMにも注目!
「Take a picture」が初めてリスナーの耳に届いたのはコカ・コーラのCM。
「この瞬間が、私。」がコンセプトのCMは、失敗や疲れさえも「大事な瞬間」であることが表現されています。
CMはマコの鼻歌から始まるのですが、その美声はさながら楽器と聞き間違えるほど。
CM公開当時はフル音源が未発表でしたが、この数十秒間で楽曲への期待は最高潮になりました。
映像はNiziUのメンバーの弾ける笑顔が印象的ですが、真剣な眼差しを見せる場面も虹プロを彷彿とさせます。
厳しいオーディションを勝ち抜いてきたからこそ、NiziUとしての「この瞬間」がある。
歌詞のテーマとしての「写真」とは?
「Take a picture」の歌詞のテーマは、タイトル通り「写真」。
「写真」は思い出を切り取り残しておくものとして、古今東西さまざまな曲の歌詞に登場しています。
有名なのは松任谷由実の「卒業写真」。
こちらは今のようにスマホが普及していない頃の楽曲です。
しかし「写真」というワードだけで「思い出のトリガー」「ずっと残るもの」を思い起こさせます。
今はスマホでいつでもどこでも写真が撮れる時代。
それでも写真のありがたみは薄れることなく、今や”忘れたくない瞬間”を残す青春のマストアイテムです。
そんな「写真」をテーマにプロデューサーJ.Y.Parkが描いた歌詞を深読みしていきます!
全身で感じる愛情
何を「伝えたい」の?
伝えたいの
君に抱きしめられるの好き、こんなに
ありったけの愛を
To you あげるよ oh ずっと
I'll never let go
出典: Take a picture/作詞:J.Y. Park "The Asiansoul" 作曲:J.Y. Park "The Asiansoul"
リマの「好ぅ~き」が印象的でとってもキュート!
ハグという行為は、全身で愛を感じられる愛情表現です。
こうして君と愛を確かめる行為で好きだという気持ちを伝えたい。
でも「伝えたい」と願望形になっていることから、まだ素直に伝えきれていないようです。
そして「伝えたい」気持ちを、自分の持てるだけの愛でお返しする。
愛に溢れた歌詞の世界観が眩しいです!
「ずっと」というワードはサビにも繋がってきます。
トキメキがかけめぐる
I got this feeling 今、心トキメキ
全身をかけめぐり
出典: Take a picture/作詞:J.Y. Park "The Asiansoul" 作曲:J.Y. Park "The Asiansoul"