急成長を遂げているTETORA
大阪での経験を糧に
2017年5月、同郷のメンバー4人で構成されたTETRAが誕生しました。
2018年、スリーピースバンドに変わり、名前がTETORAに。
バンドの第二章が始まったのです。
大阪のライブハウスで腕を磨いてきた彼女たち。
2019年に大躍進
アルバムの完成度の高さがネット上で大絶賛されています。
さらに、ユニバーサルスタジオジャパンのCMタイアップにアルバム収録曲が起用され、注目度が上昇。
TETORAの魅力を多くの人々が知ることとなりました。
次回作を待望するファンが急増したようです。
バズリズム02の企画「2020年コレがバズるぞ!BEST10」において、TETORAが第4位に入っています。
当然のことながら、2020年2月リリースの【あれから】は、発売開始前から大きな期待が寄せられていました。
では、収録されている順番に曲を深掘りしていきましょう。
大好きな気持ちに悩む彼女
声に魅了されるリスナー続出
1曲目に収録されている【知らん顔】。
ボーカル上野さんのハスキーボイスを満喫できる曲です。
ネット上には、彼女の歌声に魅了された方々の書き込みが多数ありました。
声が楽器のように美しいメロディーを奏で、多くのリスナーの心を震わせていることが窺い知れます。
幸福と不安の狭間
【知らん顔】は、交際中の彼女の心情をイメージしています。
彼氏と順調に愛を育んでいても、ふとした瞬間に感じる不安。
うまく言葉で表現できないため、彼氏に伝わりません。
彼女は「空気を読んでよ」「近くで見ていたら分かるでしょ?!」と思ってしまいます。
鈍感な彼氏に対して、疑問を抱いてしまうのです。
いつも置いていく
ほんの少し残ったペットボトル
カーペットに転がったまんま
出典: 知らん顔/作詞:上野羽有香 作曲:上野羽有香
曲中では、女性が抱える不安をペットボトルに例えています。
飲みかけのまま放置されたペットボトルは、どこか寂しげ。
哀愁が漂い、「いつまで私の気持ちに気づかないふりをするの?」という女性の本音を見事に表現しています。